天之御中主神

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繁昌の宮
【京都・下京区】はんじょうのみや

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

繁昌の宮(繁昌神社)


所在地 京都府京都市下京区寺町四条下ル貞安前之町613
御祭神 宗像三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)
その他 神社の社号には歴史や謂れが多く、「繁昌神社」が正しいようだが、「繁昌社」であったり、古くは「班女ノ社」とも呼ばれる。
「神社の近くにミステリアスな「班女塚」がある。


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繁昌の宮、「繁昌神社」が正式名称

日吉神社からさらに一筋南、高辻通に良く目立つ朱の垣を発見。ここが繁昌の宮だ。
 やはり朱色は正月らしくて華やいでいいものだ。ただ神社に朱と云えばお稲荷さんかと思ってしまう。

 ご祭神は宗像三神で、お稲荷さんはいないようだ。
社号が「繁昌」なので商売に関する謂れがあるのかと思うが、事実そうらしく、町の商屋が繁昌した事に由来するらしいが、それだけではない。
 繁昌の宮は別名「班女(はんにょ)ノ社」とも言われ、この転訛との説もある。「班女」は弁財天の別称であり、さらに元々は「針才女」から転訛したと云われる。
 また、弁財天は神仏習合に於いて、ご祭神の一柱「市杵島姫命」と同一視される事から、なるほど・・と頷けてしまう。

入ってすぐに拝殿

ご由緒

ご本殿 市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命

神社の近くに「班女塚」があるが、奇妙な伝説が残っている。
 「宇治拾遺物語」によれば、長門前司が亡くなった娘の遺骸を運びだそうとするが、何故か運び出す事ができず、娘がこの地に留まりたいと察し、やむなくこの地に塚を造ったとされる。この塚は今も神社の北西に残っている。
 かなり時代がかった謂れだが、かなりミステリアスだ。
さて、次は一筋お隣、高辻新町を超えてすぐだ。

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火除天満宮 京都市下京区寺町四条下ル貞安前之町613
京都大神宮 京都市下京区新開町397
神明神社 京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町
佛光寺 京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397
日吉神社 京都市下京区室町通仏光寺下ル山王町534
繁昌の宮 京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町308
菅大臣神社 京都府京都市下京区仏光寺通新町西入ル菅大臣町187-1
大原神社 京都市下京区綾小路通室町西入る善長寺町135
京都神田明神 京都市下京区新釜座町722
火尊天満宮 京都市下京区風早町559-1
天道神社 京都市下京区仏光寺通猪熊西入西田町615
元祇園梛神社 京都市中京区壬生梛ノ宮町17
壬生寺 京都市中京区壬生梛ノ宮町31
武信稲荷神社 京都市中京区今新在家西町38
中山神社 京都市中京区岩上通六角下ル岩上町748
越後神社 京都市中京区醒ヶ井通六角通上ル
大神宮 京都市下京区間之町通松原上る稲荷町
錦天満宮 京都市中京区新京極通四条上ル中之町537



手水 水盤 相当古いらしく苔むしている


 

 

 

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