天之御中主神

神社参詣 寺院参詣 史跡・名所等 参詣の会

竹中稲荷神社
【京都・左京区】たけなかいなりじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

竹中稲荷神社

竹中稲荷神社


所在地 京都府京都市左京区吉田神楽岡町3-64
御祭神 宇賀御魂神、猿田彦神、天鈿女神
創建 不詳
境内社 天満宮、竹釼稲荷神社、薬力大神、稲荷塚等多数
その他 現在は吉田神社の末社だが、古くは独立した神社。
 業平塚が有名で、隠れた桜の名所でもある。


トリップ 22 2016/1/26 ルート履歴
►  京都・東山区・左京区方面

辰巳大明神 満足稲荷神社 粟田神社 相槌稲荷 文子天満宮 満願寺

日吉神社 真正極楽寺(真如堂) 吒枳尼天(法伝寺) 金戒光明寺 岡崎神社

竹中稲荷神社 吉田神社 須賀神社 御辰稲荷神社 京都 熊野神社

日吉神社から西側に折り返し、小路を歩く

日吉神社からは10分程度であろうか、気持ちのよい小路を西に進むと左側に宗忠神社、右側に竹中稲荷神社と分かれになる。
 筆者予定通り竹中稲荷神社へ進む。
長い長い参道で多くの鳥居が迎えてくれる。のぼりや参拝者も見られず、異世界の静寂さが神々しい。

ようやく境内地に達するが、ここでも人の気配がない。
 眼前に広がる境内の殿社は、とても吉田神社の末社とは思えない存在感があり、その霊気に少々背筋が寒くなる。

 ともあれ早速参拝をし、お姿を頂く事(写真撮影)にする。
参道から直線に拝殿本殿が並び、その周囲に末社や小祠が並ぶ。 本殿となりの天満宮まではご祭神も確認できるが、その他数多の少祠や塚は調べる術も無い。

入口 見晴るかす参道

延々とつづく参道 桜の木が伸びており春には桜花爛漫

ようやく境内地に達する

境内 正面に拝殿

本殿の周りに多数の社や塚が

拝殿

境内 拝殿横、本殿が見える

ご本殿

本殿隣 天満宮 菅原道真公

 ご由緒についてであるが、創祀は不明。社伝によれば、古記には「在原業平の居を神楽岡稲荷神社の傍らに卜す」とあり、天長年間には社殿があったことが伝わる。
 天保11年には社殿が造営されたと記され、「京師の幾萬の子女が郡詣し、昼夜の別なく満山に踊躍す。是を蝶々踊と云い、其の後数千の鳥居が参道に樹立し、雨雪の為に傘を要せず」とされる。
 現在では境内にある天満宮と併せ、吉田神社の末社となっている。また、竹中稲荷講社が存在し、多くの講員により崇敬されている。
 本殿から芳田山にかけて、数多の少祠や塚が存在し、さながら伏見稲荷の塚を彷彿させる。
 朽ちたものも多く、異様な霊気が充満しているような錯覚に陥る。

竹春神社 竹丸神社

それぞれ神社名があるが、塚との判別がつかない

朽ちかけています

薬力大神

扁額に薬力大明神

塚と思われる 記された大神には全て「石」が付く

朽ちかけた祠

隣の祠 その他至る所に

扁額の文字は読めない

稲荷大明神

塚だと思われるが 夫々に大神と記される

数多の塚

奥之院 竹釼稲荷神社

竹釼稲荷神社

もう数えきれない

白龍大神

さらに、奥の院といわれる竹釼稲荷神社で参拝し、吉田神社へ向かう事にするが、冒険心に誘われ、草むらの中へ道無き道を進み、吉田山公園へ抜ける。・・・ここでようやくほっとする。
 とりあえずここで休憩をとる。ここもやはり人の気が無い。
彼方には吉田神社の末社らしき社殿の朱赤が見える。

 吉田神社は、この芳田山のちょうど反対側にあり、裏参道からの参拝となる。

次の目的地 → 吉田神社

続けてご覧になる方は下記か上を選択して下さい。

トリップ 22 2016/1/26 ルート履歴 ► 京都・東山区・左京区方面

辰巳大明神 京都市東山区元吉町
満足稲荷神社 京都市左京区東大路仁王門下ル東門前町527
粟田神社 京都市東山区粟田口鍛冶町1
相槌稲荷 京都市東山区中之町(三条通)196
文子天満宮 京都市左京区岡崎法勝寺町130 (満願寺境内)
満願寺 京都市左京区岡崎法勝寺町130
岡崎神社 京都市左京区岡崎東天王町51
金戒光明寺 京都市左京区黒谷町121
吒枳尼天(法伝寺) 京都市左京区浄土寺真如町82
真正極楽寺(真如堂) 京都市左京区浄土寺真如町82
日吉神社 京都市左京区浄土寺真如町53
竹中稲荷神社 京都市左京区吉田神楽岡町3-64
吉田神社 京都市左京区吉田神楽岡町30
須賀神社 京都市左京区聖護院円頓美町1
御辰稲荷神社 京都市左京区聖護院円頓美町
京都 熊野神社 京都市左京区聖護院山王町43



奥の院から吉田山公園へ


 

 

 

ー 表紙古事記日本神話神道神々社寺探訪日本国ノベルブログ桐の会 ー

Copyright ⓒ Sakane. All Rights Reserved.