天之御中主神

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粟田神社
【京都・東山区】あわたじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

粟田神社

粟田神社


所在地 京都府京都市東山区粟田鍛冶町1
御祭神
主座 素戔嗚尊、大己貴命
左座 大八王子命
右座 櫛稲田姫命、神大市比賣命、佐須良比賣命
社格 府社
創建 貞観18年(876年)
境内社 ・摂社・北向稲荷神社、出世恵美須神社、聖天社(本殿内)
・末社・大神宮、鍛冶神社、多賀社、朝日天満宮、吉兵衛神社、太郎兵衛神社
その他 旧社名、感神院新宮、粟田天王宮、旅立ちの神様ともいわれる。


トリップ 22 2016/1/26 ルート履歴
►  京都・東山区・左京区方面

辰巳大明神 満足稲荷神社 粟田神社 相槌稲荷 文子天満宮 満願寺

日吉神社 真正極楽寺(真如堂) 吒枳尼天(法伝寺) 金戒光明寺 岡崎神社

竹中稲荷神社 吉田神社 須賀神社 御辰稲荷神社 京都 熊野神社

三条通に面した社号標と提灯建

三条通を歩くのは久しぶりだ。平成9年まで京阪電車京津線が通りを路面電車のように走っていたが、今は地下鉄とともに総合乗り入れし、地下を走っている。
 当時の面影はなくなったが、すっきりとした道になった。

この地域は粟田口と呼ばれ、京への出入口でもあり「京の七口」の一つとされる。また、東海道五十三次の終点の三条大橋に近く、旅立ちの神様とも言われる。
 地下駅である東山駅と蹴上駅のほぼ中間地点に粟田神社の社号標がある。
 提灯建をくぐると長い参道が続き、二の鳥居から境内地となる。鳥居の傍には末社である鍛冶神社が鎮座している。
 製鉄・鍛冶の神である天目一箇神と共に、数々の名刀を生み出した名工である三条小鍛冶宗近、粟田口藤四郎宗近が合祀されている。

ご由緒

一の鳥居から参道がつづく 一の鳥居

社号標 二の鳥居

案内の駒札

二の鳥居からすぐ 鍛冶神社

鍛冶神社 三条小鍛冶宗近、粟田口藤四郎吉光、天目一筒神

鍛冶神社 駒札

石段の中ほど 神馬

神馬 駒札

境内

拝殿

見晴らしがいい 北山方面 中央は平安神宮の鳥居

拝殿横 奥が拝所・ご本殿

拝所、幣殿

多賀社、朝日天満宮

さらに石段を登り詰めると広い境内が現れる。
社伝によるとご由緒は下記の通り。

 平安時代、清和天皇貞観18年(876年)、悪疫流行のため奉行藤原興世は勅使として感神院祇園社(八坂神社)に七日間祈願、その満願の夜、興世の枕元に大己貴神を名乗る老翁が、「祇園の東北に清き処あり。其の地は昔、牛頭天王に縁ある地である。其処に我を祀れ。」と言って消えたという。
 興世は夢とは思わず神意なりと朝廷に奏上し、勅命によりこの地に社を建てて御神霊を祀ったのが始まり。
 一説には、孝昭天皇の分かれである粟田氏がこの地を治めていたときに氏神として創建したともされる。

 境内中央に拝殿があり、その奥が幣殿・本殿が一体となった社殿が鎮座する。

大神宮

大神宮 八幡社・伊弉諾宮・大神宮・春日社

出世恵美須神社 蛭子大神

出世恵美須神社 駒札

ご本殿 裏

拝所、幣殿、本殿

吉兵衛神社

拝所、幣殿

拝殿

太郎兵衛神社 北向稲荷神社

太郎兵衛神社 鳥居

太郎兵衛神社

北向稲荷神社 鳥居

北向稲荷神社

神楽殿

いくつもの社殿が合体したような複雑な社殿は、八棟造りを思わせる。
 さらにその周りを囲むように幾つもの摂末社があり、夫々に由緒を有している。
 本殿から拝殿を挟んで反対側には能舞台が設えてある。大きな唐破風を持った堂々とした佇まいであるが、舞台の上には本年の干支である「猿」の置物が置かれている。ユーモラスな三猿にほっとする。
 今年は猿だが、毎年の干支に因んだ置物が置かれるようだ。

さて、次は鍛冶神社にも縁のある「相槌稲荷」に向かう事にする。

次の目的地 → 相槌稲荷

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トリップ 22 2016/1/26 ルート履歴 ► 京都・東山区・左京区方面

辰巳大明神 京都市東山区元吉町
満足稲荷神社 京都市左京区東大路仁王門下ル東門前町527
粟田神社 京都市東山区粟田口鍛冶町1
相槌稲荷 京都市東山区中之町(三条通)196
文子天満宮 京都市左京区岡崎法勝寺町130 (満願寺境内)
満願寺 京都市左京区岡崎法勝寺町130
岡崎神社 京都市左京区岡崎東天王町51
金戒光明寺 京都市左京区黒谷町121
吒枳尼天(法伝寺) 京都市左京区浄土寺真如町82
真正極楽寺(真如堂) 京都市左京区浄土寺真如町82
日吉神社 京都市左京区浄土寺真如町53
竹中稲荷神社 京都市左京区吉田神楽岡町3-64
吉田神社 京都市左京区吉田神楽岡町30
須賀神社 京都市左京区聖護院円頓美町1
御辰稲荷神社 京都市左京区聖護院円頓美町
京都 熊野神社 京都市左京区聖護院山王町43



能舞台 今年の干支 三猿

境内を後にして、相槌稲荷へ向かう。


 

 

 

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