長堀通交差点 交差点名は「新橋」 地下は単体では日本一の地下街「クリスタ長堀」があり、東西に地下鉄長堀鶴見緑地線が通っている。
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さあ、御堂筋の踏破もこのページでラストだ。
この地点で御堂筋の3分の2を歩き、再び賑やかな街「ミナミ」へと足を踏み入れる。
ここは心斎橋。ファッションの中心地で若者が闊歩する街だ。
ご存知だろうけど、御堂筋から1本西の南北の筋を心斎橋筋と言う。
橋と言うからには当然橋がある。いや、昔あったのだ。
この交差点の東西に走る道を長堀通りといって、昔は川が流れていた。その川に架けられた橋の一つが心斎橋である。
その名残を残すため、長堀側を埋め戻す際に心斎橋が陸橋と化した時期もあったが、地下街の「クリスタ長堀」が開業するにあたって、橋の一部が心斎橋筋に復元されている。
ご存知のように大阪は水の都と言われる。江戸の八百八町に対して大坂の八百八橋と言われたほどである。
その夥しい橋に一つ一つ名があって、その名が、今も大阪の地名となり、時代を超えて息づいているのである。
さて、今回は御堂筋中心なので、心斎橋の詳しい部分は別の機会に紹介する。
長堀を超えるとすぐに目に飛び込むのが、心斎橋大丸のクラシックな建物、そして向かい側のホテル日航大阪だ。
大丸は空襲も耐え抜き、やや階数は減ったものの、現在も健在である。最近になり、建替え案が浮上し、外観を残したまま工事をするそうである。
たしかに、この建物がなくなるのはあまりにも寂しい。
北隣は昔、「そごう」があった場所に大丸北館が建設された。
いずれも西は心斎橋に面し、東は御堂筋に面している。
ホテル日航大阪前を歩いていると、中国語らしき会話が聞こえてきた。その一行は両手にいっぱいの手荷物を持って、ホテルに向かう所らしい。・・・これが「爆買」なのか・・思わず写真を撮ってしまいました。
途中で向かった訪問地
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御津宮 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-10-7
葵稲荷神社 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 |
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長堀交差点から御堂筋南方を望む。大丸北館が見える |
御堂筋北側
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ホテル日航大阪前 |
爆買の一行を発見!! |
御堂筋大丸前 |
心斎橋大丸 |
心斎橋オーパ はやクリスマスのデコレーションが・・ |
周防町交差点 |
周防町西側 通称アメリカ村 反対側はヨーロッパ村 |
大丸をすぎて清水町の次が周防町の交差点だ。
ここも結構有名だ。特に東側の一帯が「アメリカ村」であり、心斎橋と一体化して若者ファッションの中心地となっている。
また、西側はヨーロッパ村と呼ばれ、趣の違う店が集積している。道行く人は、みんなかっこ良く見える。東京で言えば原宿みたいなものだ。
周防町を東に入り、すぐの交差点を南に下ると、次の訪問地「御津宮」がある。
この神社については別のページで紹介する。→ 「御津宮」
御津宮の周囲は飲食店や店舗で溢れ、すでにミナミの繁華街の景観である。
ここからはどの辻へ入ってもネオンや看板で溢れかえり、夜の町のムードが漂ってくる。・・・とは言うものの、とりあえず御堂筋へ戻る事にする。 |
アメリカ村 トムズハウス前 隣が心斎橋BIGSTEP |
御堂筋 三津寺 アクロスビル前 |
道頓堀橋北詰 |
御堂筋反対側(東側)に宗右衛門町の看板が見える |
道頓堀 ミナミの中心である |
道頓堀川 とんぼりリバーウォーク |
道頓堀 西側 |
道頓堀橋南詰 はり重 |
道頓堀橋南詰 昔と変わらぬネオンが守られている。 |
いよいよ道頓堀だ。人の往来が増えて、昼間にもかかわらず賑やかになってきた。
どの辻を見ても繁華街の様相であり、夜であればどんなに眩い事だろう。
道頓堀橋から眺める道頓堀は壮観である。無数の看板・ネオンそして、橋の上を行き来する人の波。
キタの繁華街も巨大だが、ミナミはそれ以上に大阪の歴史と風情を感じる独特の町だ。
道頓堀は堀川の開削に尽力した安井道頓の名に由来する。1615年に完成した道頓堀は、その後の振興策で芝居小屋など五座の劇場を有するに至る。浪花座・中座・角座・朝日座・弁天座の五つである。
一帯は隆盛を極め、遊女歌舞伎や若衆歌舞伎まであったと言われる。芝居小屋は今は角座しか残ってないが、道頓堀を中心に繁華街は拡大し、現在の姿となっている。
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道頓堀橋南詰 |
なんばヒップス |
金龍 由緒正しいラーメン屋さんです |
千日前交差点 地下は東西に地下街「虹の街」 |
千日前より北東側を見る 松竹座が見える |
千日前より北西側を見る |
千日前交差点 北側方向 |
千日前交差点 「難波」の表示が見える |
難波3丁目東側 新歌舞伎座があったが取り壊し中 |
難波3丁目西側 難波本通 ぼてぢゅうが見える |
難波3丁目 東側 なんば楽座 |
御堂筋の終点 難波西口 高島屋前 |
高島屋前 |
道頓堀の北の通りが宗右衛門町だ。宗右衛門町には、かつて五座の他、美人座やパルコなのどダンスホールが多数存在し、社交場としても栄えていた。
残念ながら今はその面影はないが、くいだおれやカニ道楽などの有名な飲食店は今も変わらず営業している。
そうそう・・道頓堀と云えば恐ろしい伝説があるので紹介しておく。
「カーネル・サンダースの呪い」
阪神タイガースの21年ぶりのセントラル・リーグ優勝に狂喜した阪神ファンが調子に乗って、ケンタッキーのカーネル・サンダースの像を道頓堀に投げこんでしまった。
その因果によって、翌年から成績が最悪になったと言われる。今もまことしやかに語られる、世にも恐ろしい伝説である。
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御堂筋北側方向 |
丸井 OIOI オイオイではありません。 |
戎橋筋商店街 |
高島屋が見えると、そろそろ御堂筋の終点である。
右や左に繁華街を眺めながらここまで来たが、総延長4kmを歩ききった訳であるが、思ったより疲れなかったので、もう少しウロウロする事にした。
この高島屋も昔から全然変わらないが、百貨店の裏で南海電車の線路脇にあった「大阪球場」は、なんばパークスに生まれ変わっている。
筆者も訪問した事があるが、高層階の屋上が階を下る毎に段々畑のようになっており、全て緑に被われている。草木の中を歩いていると、まさかビルの屋上とは思えない居心地だ。
ここでは語りきれないので、そのうち特集を組んでみたいと思います。
まだ元気が残っているので、難波パークスの横、南海電車の線路下に神社があるらしいのでお参りに行ってみる事にする。 |
高島屋前 東側 この地下が「なんなんタウン」 |
・・・と言う事で、このトリップはまだ終わらず、次に続く事になります。
この先はカーニバルモールを通って葵稲荷神社へ向かいます。
► 途中での訪問地 → 御津宮
► 次の目的地 → 葵稲荷神社
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トリップ
12 2015/11/25 御堂筋 ► 大阪・北区・中央区・浪速区方面 |
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御堂筋1 梅田〜〜淀屋橋
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お初天神「露天神社」大阪府大阪市北区曽根崎2-5-4
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適塾 大阪府大阪市中央区北浜三丁目3-8
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少彦名神社 大阪府大阪市中央区道修町2-1-8
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御堂筋2 淀屋橋〜〜心斎橋
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御霊神社 大阪府大阪市中央区淡路町4-4-3
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本願寺津村別院(北御堂)大阪府大阪市中央区本町4丁目1-3
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真宗大谷派難波別院(南御堂)大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-11
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坐摩神社 大阪府大阪市中央区久太郎町4渡辺3号
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難波神社 大阪府大阪市中央区博労町4-1-3
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御堂筋3 心斎橋〜〜難波
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御津宮 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-10-7
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葵稲荷神社 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70
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廣田神社 大阪府大阪市浪速区日本橋西2-4-14
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今宮戎神社 大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10
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浪速寺 大阪市浪速区恵美須西1-48 |
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東側 この先を行くと、でんでんタウン 、日本橋へ続きます |