天之御中主神

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少彦名神社
【大阪・中央区】すくなひこなじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

少彦名神社

少彦名神社


所在地 大阪府大阪市中央区道修町2-1-8
御祭神 少彦名命、神農炎帝
その他 11月22日 ・23日に町を挙げての神農祭が行われる。


トリップ 12 2015/11/25 ルート履歴
►  大阪・北区・中央区・浪速区方面

御堂筋1 お初天神「露天神社」 適塾 少彦名神社 御堂筋2

坐摩神社 真宗大谷派難波別院(南御堂) 本願寺津村別院(北御堂) 御霊神社

難波神社 御堂筋3 御津宮 葵稲荷神社 廣田神社 今宮戎神社 浪速寺

入口は狭く、一間ほどしかない。


 適塾を後にして、どうしても行っておきたい神社が一つあった。堺筋に近いビジネス街の一角にある少彦名神社だ。
 ご祭神の少彦名命に、どうしてもお目通りしたかったからである。
 御堂筋から離れてしまう事にはなるが、この機会を外せばいつ行けるか分からないので決心した次第である。

 適塾から南下し道修町の通りを進み、堺筋側の手前に鎮座している。
 この辺りは道修町と言って、薬の街として有名だ。
通りには小林製薬や塩野義製薬、武田薬品工業、田辺三菱製薬など、日本の主立った製薬会社や問屋が集中する。
 道修町は、堺の商人小西吉右衛門が道修町に薬種屋を開いたことに端を発し、時の幕府が、道修町の薬種中買仲間 124軒を 「株仲間」として、薬種の適正検査をし、値段を付け全国に売り捌く特権を与えたとされる。

 その中に薬の博物館とも言うべき「道修町資料館」があり、少彦名神社はその隣だ。

 入口は狭く一間ほどしかない。うっかり通り過ぎてしまいそうである。
 参道を進むとすぐに鳥居があり、鳥居の向こうは拝殿になっている。摂末社はなく、すぐ隣に社務所がある。
 由緒としては、道修町の「株仲間」が京都の五條天神より少彦名命を勧請し、神農炎帝王とともにお祀りしたのが始まりとされる。
 また、拝殿にある張子の虎は、虎の頭の骨を配合した「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきおうえん)」という丸薬を作って神前で祈祷後、庶民に無料配布したとされており、張子の虎はこれに由来している。
 

ご由緒等表示されている

細い参道を進むと奥に鳥居を発見

拝殿に置かれた張り子の虎

手水

拝殿

境内は写真の通り、非常に狭いが、殿社は立派だ


境内への入口、道修町資料館も神域になっている

 境内や道修町には祭りの後らしく、提灯や道具類が置かれ、名残を感じる事ができる。できれば「神農祭」を見てみたかったものだ。

 さて、次は再び御堂筋へ戻ります。

次の目的地 → 御堂筋2 淀屋橋〜心斎橋
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  トリップ 12 2015/11/25 御堂筋 ►  大阪・北区・中央区・浪速区方面

御堂筋1 梅田〜〜淀屋橋
お初天神「露天神社」大阪府大阪市北区曽根崎2-5-4
適塾 大阪府大阪市中央区北浜三丁目3-8
少彦名神社 大阪府大阪市中央区道修町2-1-8
御堂筋2 淀屋橋〜〜心斎橋
御霊神社 大阪府大阪市中央区淡路町4-4-3
本願寺津村別院(北御堂)大阪府大阪市中央区本町4丁目1-3
真宗大谷派難波別院(南御堂)大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-11
坐摩神社 大阪府大阪市中央区久太郎町4渡辺3号
難波神社 大阪府大阪市中央区博労町4-1-3
御堂筋3 心斎橋〜〜難波
御津宮 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-10-7
葵稲荷神社 大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70
廣田神社 大阪府大阪市浪速区日本橋西2-4-14
今宮戎神社 大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10
浪速寺 大阪市浪速区恵美須西1-48



道修町に並ぶ神農祭の提灯

小西家住宅、接着剤のボンドで有名な「小西(株)」の関連会社ボンド興産の本社で、歴史的建造物になっている。


 

 

 

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