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豊国神社
【京都・東山区】とよくにじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

豊国神社

豊国神社


所在地 京都市東山区大和大路正面茶屋町530
御祭神 豊臣秀吉
社格  別格官幣社・別表神社
境内社 
その他 1599年(慶長4年)例祭 9月18日


 トリップ 9 2015/11/8 ルート履歴
 京都・東山区方面

 大将軍神社 平安神宮 青蓮院 知恩院 京都霊山護国神社 八坂神社

 若宮八幡宮社 方広寺 豊国神社 妙法院 地主神社 清水寺 産寧坂

妙法院を後にして、七条通から京都国立博物館を回り込む形で北に向かうと豊国神社の鳥居が見えてくる。
 鳥居前の道を大和大路通といい、城郭のような大きな石垣を巡らせている。
 豊国神社は大阪城にある豊国神社と同じく、豊臣秀吉を祀っている。神社の名は豊臣秀吉に因むものと思われるが、神代の日本の国名である「豊葦原中津国」に由来するともされる。
 境内に入ると長い石畳が唐門(国宝)まで続き、一般の礼拝は唐門の前で行う。
 唐門の先に拝殿が見え、その奥が本殿となっている。本殿の傍らには、北政所を祀る貞照神社も鎮座している。
 さらに、飛地境内の 阿弥陀ヶ峯には豊臣秀吉の墓所 豊国廟がある。

今日は平安神宮をはじめ、地主神社など、結構華やかな神社を見てきたせいか、大きな神社ではあるが、何故か地味さを感じる。
 徳川家康により一度は廃絶されているせいであろうか。
それとも御廟のような性格からくるのであろうか。

 現在の豊国神社は幕府による破却から、明治天皇の復興の布告を経て、方広寺大仏殿跡に社殿が完成し、現在地に至っている。 また、唐門はもともと二条城の唐門を南禅寺が貰い受け、更にその後の豊国神社の復興を受けて移築されたものらしい。

 「形あるもの壊れる定め」、京都の神社や仏閣は、皆それぞれ長い歴史を持つ。
 その歴史の中で、時代に翻弄され、戦火に巻き込まれ、天災で消失し、民衆はその度に再興を果たしてきた。豊国神社も然りである。

 こうした、たゆまない積み重ねが伝承を生み、歴史となり、今に日本の文化を伝えている。
 先人の心に想いを馳せるとき、一つ一つの出来事に懸命な姿が瞼に浮かぶ。
 この国の歴史は長いが、それだけではない。見たもの触れたものが、全て大切にされてきた、数多の民衆の、途方もない想いの積み重ねを感じるのである。
 こうした先人があればこそ、今の私たちが豊穣な文化香る歴史に触れる事が出来るのである。
 妙法院と豊国神社、そして次に向かう方広寺。ここでは紹介できなかったが、新日吉神社もその好例ではないだろうか。
 そして今も生きて、未来へと続いていくのである。

感想が長くなってしまったが、次は「方広寺」へ向かう。
すぐ隣である。
 その前に、もう一つの境内社、「稲荷社」で参拝。

次の目的地 → 方広寺

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大将軍神社 京都市東山区三条大橋東三丁目下ル長光町640
平安神宮 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
青蓮院 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
知恩院 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町400
京都霊山護国神社 京都市東山区清閑寺霊山町1
八坂神社 京都府京都市東山区祇園町北側625番地
産寧坂 京都府京都市東山区下河原町、桝屋町辺り
清水寺 京都府京都市東山区清水一丁目294
地主神社 京都府京都市東山区清水一丁目
妙法院 京都府京都市東山区妙法院前側町447
豊国神社 京都市東山区大和大路正面茶屋町530
方広寺 京都府京都市東山区大和大路通七条上ル茶屋町527-2
若宮八幡宮社 京都府京都市東山区五条橋東五丁目480





 

 

 

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