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大将軍神社
【京都・東山区】だいしょうぐんじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

大将軍神社

大将軍神社


所在地 京都府京都市東山区三条大橋東三丁目下ル長光町640
御祭神 素戔嗚尊、藤原兼家
社格 式外社
境内社 東三條社、白龍弁財天、荒熊稲荷社、隼社など
その他 大内裏鎮護のために祭祀した四つの大将軍神社の一つ。
別称を東三條社と言う。
「鵺(ぬえ)退治」の伝説が残る。
参拝料等必要ない。


 トリップ 9 2015/11/8 ルート履歴
 京都・東山区方面

 大将軍神社 平安神宮 青蓮院 知恩院 京都霊山護国神社 八坂神社

 若宮八幡宮社 方広寺 豊国神社 妙法院 地主神社 清水寺 産寧坂

一の鳥居

 待ちに待った京都である。筆者京都は大好きで、何度来ても飽きることがない。
 まだ見た事のない神社仏閣・観光地も多く、過去に行けなかった所と、もう一度見てみたい所を中心に回ってみる事にした。
 しかし、そうなると行きたい所が膨大になるため一応は絞り込んでみた。
 とは言っても、あそこもここもと欲張ってしまったので1日で回るにしては多すぎた感がある。会のメンバーも付き合いに疲れた事と思う。ご容赦。
 今回は東山区を北から南下するコースだ。まず、一番目が「大将軍神社」で、京阪三条から徒歩8分程度。三条通から少し路地を入った所だ。

「大将軍神社」は平安京造営の際に桓武天皇が大内裏鎮護のために都の四方に祭祀した四つの大将軍神社の一つ。
 特に東山三条の地は、三条口の要地に当るため、邪霊の侵入を防ぐため、最も重視された。下記は四つの大将軍神社
               そのうち、みんなまわりたい。
東・東三条大将軍神社(東山区)
西・大将軍八神社(上京区)
北・今宮神社境内、西賀茂大将軍神社(北区)
南・藤森神社境内、大将軍社(伏見区)

 藤原兼家の東三条殿はこの周辺にあったが、応仁の乱を境に消失、現在では境内に東三条社として名跡を留めている。
 境内は京都の街にしては華やかさはない。曇天のせいかも知れないが、むしろ鬱蒼とした感じだ。しかし、社格が式内社ではないのが不思議に思える。

白龍弁財天

天満宮・東三條社の碑

舞殿より拝殿を臨む

拝殿(本殿)

荒熊稲荷社

平家物語に記された鵺(ぬえ)退治
 平安時代の終わりの頃。近衛天皇は、このところ毎日のようにうなされる夜が続いていた。そうしたなか、ある日の深夜。
 警備の番が、何かの鳴き声のような、妙な音を聞きつけた。
空を見上げて警備の番は驚いた。なんと、東三条の森から黒雲が湧き出て、清涼殿の上を覆い尽くしているではないか。
 近衛天皇はたまらず、源頼政に、何とかするようにように命じる。
 源頼政は、京都通神明神社にて所願成就の祈願を行い、清涼殿を覆う黒雲の中で蠢く黒陰に向かって、「南無八幡大菩薩」と念じ矢を放った。
 すると、奇怪な声をあげ、奇妙なものが庭に落下した。それは、頭は猿であり、胴は狸、手足は虎、そして、蛇の尻尾を持った妖怪であった。
 鳴き声が鵺に似ていたことに由来して「鵺(ぬえ)退治」と言われる。

舞殿

神馬像

境内には摂社も多く、時間がないものの、きちんと全て巡拝させて頂いた。
 次の目的地へ向かう途中、幾つかの小祠・お地蔵らしきものを見つけたので、写真(左以下3枚)を取らせてもらった。
次は平安神宮へ向かいます。

次の目的地 → 平安神宮
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大将軍神社 京都市東山区三条大橋東三丁目下ル長光町640
平安神宮 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
青蓮院 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
知恩院 京都府京都市東山区新橋通大和大路東入三丁目林下町400
京都霊山護国神社 京都市東山区清閑寺霊山町1
八坂神社 京都府京都市東山区祇園町北側625番地
産寧坂 京都府京都市東山区下河原町、桝屋町辺り
清水寺 京都府京都市東山区清水一丁目294
地主神社 京都府京都市東山区清水一丁目
妙法院 京都府京都市東山区妙法院前側町447
豊国神社 京都市東山区大和大路正面茶屋町530
方広寺 京都府京都市東山区大和大路通七条上ル茶屋町527-2
若宮八幡宮社 京都府京都市東山区五条橋東五丁目480




 

 

 

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