天之御中主神

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三嶋神社
【京都・東山区】みしまじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

三嶋神社

三嶋神社


所在地 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
御祭神 大山祇大神、天津日高彦火瓊瓊杵尊、木之花開耶姫命。
 相殿神に、宇迦能御魂大神、天照皇大神、 素戔嗚尊、 軻遇突智神、猿田彦大神、菅原道真公
創建 摂津国嶋下郡三島江村(現高槻市)に三島鴨神社として祭祀。1160年、後白河天皇が勧請
境外社 瀧尾神社境内に祈願所がある。
その他 ウナギを神使とする。


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尚徳諏訪神社 若宮八幡宮 稲荷福若大明神神社 蛭子神社

渋谷通に面した細道の奥 マンションの裏手

豊国廟から北上し、渋谷通からさらに北に少し入ったところ、マンションの裏手に境内を構えている。かなりの歴史と由緒を有するが、現在は小さな神社である。
 ここにも京都市の駒札があり以下内容を記す。

 後白河の女御・建春門院(平滋子)が、皇子のないのを憂い、摂津三嶋神に祈願されたところ、霊夢に感じて後の高倉天皇をお産みになった。後白河上皇は深く三嶋神を崇敬され、永暦元年(1160)平清盛に命じてこの地に社殿を造営し、三嶋神を勧請したのが当社の起こりである。
 以来、皇室の崇敬厚く、安産加護を祈願された。今も子授けと安産の神として信仰され「鰻」の絵馬が多数奉納されている。
 これは鰻が祭神の使者とされているためで、祈願中は鰻を禁食する慣しが現在でも伝えられている。※京都市駒札抜粋

建物の隣に美しい鳥居

社頭 小さな境内

神使・ウナギの絵馬

ご本殿

揺向石

 境内は小さいが牛若丸に縁の揺向石(ようこうせき)が祀られている。
 伝承によれば、平安時代、1174年、牛若丸(源義経)は当社に参籠した折、夢中に白髪の翁が現れ、早々に奥州に下る可べしとのご神託があった。夢より覚めて当社に再拝した。翁の立っていた所を見ると石があった。以来、石は揺向石と呼ばれ、妊婦が男児の授けを祈願し、石に手を触れ腹を撫でると、牛若丸のような男児が授かると伝えられている。※境内案内駒札

 近代には社殿や境内を喪失したらしいが、その後、旧社地に社殿が再建され、還幸・還座となったとされる。美しく整備された佇まいに、守人の心を感じる。

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松明殿稲荷神社 京都市下京区稲荷町七条大橋西詰南
瀧尾神社 京都市東山区本町11丁目718
新熊野神社 京都市東山区今熊野椥ノ森町42
剣神社 京都市東山区今熊野剣宮町13
新日吉神宮 京都市東山区妙法院前側町451-1
豊国廟 京都市東山区今熊野北日吉町61-1
三嶋神社 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
山王神社 京都市東山区清閑寺池田町
市比賣神社 京都市下京区六条通河原町西入本塩竈町593
文子天満宮 京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
尚徳諏訪神社 京都市下京区諏訪町鍵屋町下ル西側
若宮八幡宮 京都市下京区若宮通花屋町上ル若宮町
稲荷福若大明神神社 京都市下京区若宮通六条上ル
蛭子神社 京都市下京区蛭子水町610



京都市の駒札


 

 

 

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