天之御中主神

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剣神社
【京都・東山区】つるぎじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

剣神社

剣神社


所在地 京都府京都市東山区今熊野剣宮町13
御祭神 伊邪那岐命、伊邪那美命、瓊瓊杵尊、白山姫命
創建 不詳
境内社 朝日神明宮(天照大神)八幡社・稲荷社・春日社
その他 「剣(つるぎ)さん」と呼ばれ、子どもの護神・疳虫封じの神として広く崇敬を集めている。


トリップ 23 2016/1/31 ルート履歴
►  京都・東山区・下京区方面

松明殿稲荷神社 瀧尾神社 新熊野神社 剣神社 新日吉神宮

文子天満宮 市比賣神社 山王神社 三嶋神社 豊国廟

尚徳諏訪神社 若宮八幡宮 稲荷福若大明神神社 蛭子神社

社頭

新熊野神社前の東大路通を南に二つ目の角を東に進む。
 地名を今熊野剣宮町という。地名に二つの神社の名があり、それほど歴史のある街という事か。
 その北側は今熊野日吉町であり、次に訪問する新日吉神宮の名を冠している。歴史も感じるが、それほど大きな神域であり、崇敬されていた証であろう。

社頭は石段の上に鳥居があり、きれいな佇まいだ。
 石鳥居の向こうに赤鳥居があり本殿の周りを端垣が囲う。拝殿は幣殿のようになっている。

 ご由緒等、社伝によると、平安遷都の際に、王城鎮護のため都の巽(東南)の地に宝剣を埋めて神殿を造立したとされる。
 この地は、かつては平安京の貴族の葬送地として知られる「鳥戸野」の地であり、剣にまつわる伝承がある。

鳥居と社号標 古くは剣の宮といわれた

ご祭神 子供の守り神とされる

正面の鳥居 右下に「なで石」

拝殿

ご本殿 周囲には絵馬掛が

ご本殿

本殿裏 めずらしい飛魚(とびうお)の絵馬、剣の神の使い

 平安時代に高貴な人々の葬送の際に副葬品として埋葬された鏡や刀剣等が、後の時代に発掘され、これらの刀剣を奉祀するため神社を造営したとされる。
 文明2年、兵火に遭い、一時は泉涌寺下になり、江戸期には幕府の手で修理されたとされる。
 明治に入り、下京区から朝日神明宮を遷座している。

毎年11月上旬には「三疳封じ」が行われ、三疳(みかん)封じ火焚祭が行われる。神前で焼かれた蜜柑が授与され、これを食べると夜泣き、ひきつけ、喘息、風邪の予防に効験があるという。

 この事からかどうか分からないが、子どもの護神・疳虫封じの神として広く崇敬を集めている。
 さらに、つるぎ御弓始祭が伝統的に行われ、弓矢を四方に放ち、最後に鬼門の方角(北東)にある「鬼」と描かれた的に放つ。

朝日神明宮

朝日神明宮内部 天照大神

社標は無いが 八幡社・稲荷社・春日社

 社号の剣にまつわる話だが、一説には「天叢雲の剣」といわれ、真偽は定かでないが、境内に鎮座する天照大神を祀る「朝日神明宮」に通じるのかもしれない。・・・ロマンのある話ではないか。

 さて、この辺で次の目的に向かうが、鳥居の傍に「なで石」と呼ばれる石がある。この神石を撫でた手で自分の体の障りのある部分を撫でると効験があるという。
 さっそく撫でて次の目的地「新日吉神宮」へ向かう。

次の目的地 → 新日吉神宮

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トリップ 23 2016/1/31 ルート履歴 ► 京都・東山区・下京区方面

松明殿稲荷神社 京都市下京区稲荷町七条大橋西詰南
瀧尾神社 京都市東山区本町11丁目718
新熊野神社 京都市東山区今熊野椥ノ森町42
剣神社 京都市東山区今熊野剣宮町13
新日吉神宮 京都市東山区妙法院前側町451-1
豊国廟 京都市東山区今熊野北日吉町61-1
三嶋神社 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
山王神社 京都市東山区清閑寺池田町
市比賣神社 京都市下京区六条通河原町西入本塩竈町593
文子天満宮 京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
尚徳諏訪神社 京都市下京区諏訪町鍵屋町下ル西側
若宮八幡宮 京都市下京区若宮通花屋町上ル若宮町
稲荷福若大明神神社 京都市下京区若宮通六条上ル
蛭子神社 京都市下京区蛭子水町610




 

 

 

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