天之御中主神

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新熊野神社
【京都・東山区】いまくまのじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

新熊野神社

新熊野神社


所在地 京都府京都市東山区今熊野椥ノ森町42
御祭神 伊弉諾尊を始めとする十二所権現を祀る。
社格 旧村社
創建 永暦元年(1160年)
境内社 文中に記す
その他 京都熊野神社・熊野若王子神社と併せ「京都三熊野」の一つ
「京の熊野古道」は目を楽しませてくれる。


トリップ 23 2016/1/31 ルート履歴
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松明殿稲荷神社 瀧尾神社 新熊野神社 剣神社 新日吉神宮

文子天満宮 市比賣神社 山王神社 三嶋神社 豊国廟

尚徳諏訪神社 若宮八幡宮 稲荷福若大明神神社 蛭子神社

社頭 東大路通に面している

前回詣でた京都熊野神社に続き、今回は新熊野神社。あと熊野若王子神社を参詣すると「京都三熊野」が完成する。ささやかなこだわりを秘めつつ新熊野神社へ向かう。

 龍尾神社から東大路に出て北に上ると10分もかからず、東大路に面して鳥居が見えてくる。
 境内に入ると熊野の景観を模したような霊場の雰囲気がある。
樹々が茂り、熊野古道を模した「京の熊野古道」も整備されている。
 ご祭神は伊弉諾尊を始めとする十二所権現を祀っており、神と仏が共存する世界を創っている。
 神仏習合の原点ともいえる熊野信仰においては、その理解は大変難しいが、本地垂迹説に基づいて習合神の一覧を下段に掲載してみた。
 仏を本地とする一覧は熊野三山十二所権現に基づいている。

樟大権現 樟龍弁財天

境内のジオラマ(模型)

案内の駒札 京都市

● 熊野十二所権現・樟大権現
    御祭神            本地仏
本殿  熊野牟須美大神(伊邪那美尊) 千手観音
上之社 速玉之男大神(伊邪那岐大神) 薬師如来
    熊野家津御子大神(須佐能尊) 阿弥陀如来
中之社 天忍穂耳命          地蔵菩薩
    瓊々杵尊           龍樹菩薩
    彦火火出見尊         如意輪観音
    鵜葺草葺不合命        聖観音
若宮社 天照大神           十一面観音
下之社 稚産霊命(穀物・養蚕の神)  釈迦如来
    軻遇突智命(火の神)文殊菩薩 普賢菩薩
    埴山姫命(土の神)      毘沙門天
    弥都波能売命(水の神)    不動明王
樟社  樟大権現           樟龍弁財天

拝殿

拝殿の奥 ご本殿

京の熊野古道 「熊野九十九王子」が祀られている

ご本殿

拝殿

京の熊野古道に祀られる荼枳尼天

不動明王 脇士の矜羯羅童子と制多迦童子

八咫烏など様々な神が祀られる

若宮社 下之社

上之社と中之社は工事中で、お詣りできなかった

ご祭神等不明

「後白河上皇手植えの樟」樹齢は900年といわれる

社頭には樹齢900年とされる「大楠」があり、神格化され「樟大権現」と呼ばれる。延びた巨枝が、龍が空を飛ぶように見えることから、龍に乗った弁財天、樟龍弁財天ともいわれる。

 ※神仏習合や熊野信仰については 新熊野神社のHP で詳しく分かりやすく紹介している。

 筆者はどちらかと云うと神本仏迹の立場だが、日本人らしい信仰のあり方としては、なかなか興味深いものがあり、探究心が湧いてくる。
 いづれ熊野三山にも参詣してみたいものである。

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松明殿稲荷神社 京都市下京区稲荷町七条大橋西詰南
瀧尾神社 京都市東山区本町11丁目718
新熊野神社 京都市東山区今熊野椥ノ森町42
剣神社 京都市東山区今熊野剣宮町13
新日吉神宮 京都市東山区妙法院前側町451-1
豊国廟 京都市東山区今熊野北日吉町61-1
三嶋神社 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
山王神社 京都市東山区清閑寺池田町
市比賣神社 京都市下京区六条通河原町西入本塩竈町593
文子天満宮 京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
尚徳諏訪神社 京都市下京区諏訪町鍵屋町下ル西側
若宮八幡宮 京都市下京区若宮通花屋町上ル若宮町
稲荷福若大明神神社 京都市下京区若宮通六条上ル
蛭子神社 京都市下京区蛭子水町610



拝殿


 

 

 

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