天之御中主神

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新日吉神宮
【京都・東山区】いまひえじんぐう

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

新日吉神宮

新日吉神宮


所在地 京都府京都市東山区妙法院前側町451-1
御祭神 日吉山王七神(大山咋命・大己貴命・玉依比売命・大山咋命荒魂・田心比売命・菊理比売命・玉依比売命荒魂)・後白河天皇
相殿(素盞嗚尊・大年神)
社格 府社
創建 1160年(永暦元年)
境内社 豊国神社(樹下社)、飛梅天満宮、愛宕神社、秋葉神社、山口稲荷神社
その他 


トリップ 23 2016/1/31 ルート履歴
►  京都・東山区・下京区方面

松明殿稲荷神社 瀧尾神社 新熊野神社 剣神社 新日吉神宮

文子天満宮 市比賣神社 山王神社 三嶋神社 豊国廟

尚徳諏訪神社 若宮八幡宮 稲荷福若大明神神社 蛭子神社

社頭 色鮮やかな楼門

剣神社から北上し、JR東海道線を超え、地蔵山墓地の東伝いに歩くとその北側に新日吉神宮がある。周りを社叢に包まれ、心地よい環境の中に鎮座している。
 付近には智積院や妙法院、東には豊国廟、さらに京都女子大学にも隣接し、観光地の中だが、落ち着いた佇まいを保っている。
 社号は新日吉神宮と書いて「いまひえじんぐう」と読む。文字通り日吉大社から勧請された神社である。

 境内は地図で見るよりも意外に広く、参道の直線上に、鳥居から楼門、拝殿そして本殿と一直線に連なっている。

 新日吉神宮は、平安時代、1160年、後白河法皇が御所法住寺殿を造営し、その鎮守社として今熊野神社とともに、比叡山の日吉大社を勧請したのが始まりとされる。

楼門の手前 山口稲荷神社

山口稲荷神社 宇迦之御霊神

楼門

境内 真っすぐ伸びる参道

拝殿

ご本殿 拝所

飛梅天満宮

その後、妙法院の管轄に入る。当時の境内は広大で、平清盛の寄進により社殿が建立され、内陣に7つの神座が祀られていたという。
 江戸時代、豊臣家滅亡後、阿弥陀ヶ峰頂にあった豊国廟社が徳川により徹底的に破却される。このとき密かに廟社のご神体を持ち出し、お祀りしたのが境内社の「豊国社」(樹下社)といわれる。
 さらに、豊国廟社の参道を塞ぐ形で、妙法院宮堯然法親王により、廟前(智積院北)に移転、再建される。
 近代に至り、神仏分離令までは妙法院門主が別当を兼務していたが、現在は妙法院より独立している。
 さらにその後、豊国廟再建にともない、現在地へ再移転となる。
 幾度もの移転は時代に弄ばれた歴史そのものであり、妙法院や豊臣家との関係も相まって、より複雑な関わりを今に写している。

飛梅天満宮 菅原道真公・飛梅の霊を祀る

飛梅天満宮 ご由緒

ご本殿 背面

豊国神社(樹下社) 愛宕・秋葉神社

豊国神社(樹下社)豊臣秀吉公の御霊

愛宕・秋葉神社 火雷神・迦具土神

豊国神社(樹下社)ご由緒等

豊国神社(樹下社・このもとのやしろ)

本殿の向背に御神猿の彫物があるそうだが見つけられず

ご本殿 拝所

拝殿

神器庫

● 豊国神社(樹下社)
境内社の豊国神社は、樹下社(このもとのやしろ)とも呼ばれ、豊臣秀吉を祀っている。徳川時代、豊国廟社が破却された際に、密かにご神体が当社に遷されたという。
 社伝によれば、秀吉公は「木下」姓と、「日吉丸」(幼少時代)の名前を名乗っていたので、「樹下社」「新日吉社」の名前でカムフラージュして、 幕府の監視の目をくぐってきたと伝えられる。
● 飛梅天満宮
菅原道真公と飛梅伝説の梅の霊を祀っている。何故ここに祀っているのか分からないが、太宰府天満宮の飛梅を始め、全国に株分けされたものも含め多数の飛梅が存在するが、飛梅の名を冠した天満宮はここだけではないだろうか。

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トリップ 23 2016/1/31 ルート履歴 ► 京都・東山区・下京区方面

松明殿稲荷神社 京都市下京区稲荷町七条大橋西詰南
瀧尾神社 京都市東山区本町11丁目718
新熊野神社 京都市東山区今熊野椥ノ森町42
剣神社 京都市東山区今熊野剣宮町13
新日吉神宮 京都市東山区妙法院前側町451-1
豊国廟 京都市東山区今熊野北日吉町61-1
三嶋神社 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
山王神社 京都市東山区清閑寺池田町
市比賣神社 京都市下京区六条通河原町西入本塩竈町593
文子天満宮 京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
尚徳諏訪神社 京都市下京区諏訪町鍵屋町下ル西側
若宮八幡宮 京都市下京区若宮通花屋町上ル若宮町
稲荷福若大明神神社 京都市下京区若宮通六条上ル
蛭子神社 京都市下京区蛭子水町610



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