天之御中主神

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瀧尾神社
【京都・東山区】たきおじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

瀧尾神社

瀧尾神社


所在地 京都府京都市東山区本町11丁目718
御祭神 大国主神、弁財天、毘沙門天
社格 村社
創建 不詳
境内社 三嶋神社、金刀比羅宮、瀧尾天満宮、大丸繁栄稲荷、愛宕神社、妙見宮、他三社
その他 拝殿の天井龍や九山新太郎による様々な彫刻は必見である。
 大丸創始の下村家とゆかり深く呉服店当時の絵馬も奉納されている。


トリップ 23 2016/1/31 ルート履歴
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松明殿稲荷神社 瀧尾神社 新熊野神社 剣神社 新日吉神宮

文子天満宮 市比賣神社 山王神社 三嶋神社 豊国廟

尚徳諏訪神社 若宮八幡宮 稲荷福若大明神神社 蛭子神社

社頭

七条大橋の松明殿稲荷神社から一気に東福寺手前まで南下、天井龍で有名な瀧尾神社を参詣。
 青空の中に立つ鳥居がひときわ新鮮だ。正面から鳥居、拝殿、幣殿、本殿と一直線に並んでいる。
 ここでも京都市による案内があったので紹介しておく。

 瀧尾神社の創建、由緒ははっきりしないが、天正14年(1586)10月、豊臣秀吉の方広寺大仏殿建立に伴い、当地に移ってきたと伝える。また、当社は、泉涌寺の僧の守るところでもあったともいわれる。
 京の豪商下村家は、当社を崇敬する事篤く、元文3年(1738)以降、数度に渡って社殿の修復を行ってきた。現在の社殿も下村家の援助により、天保10年(1839)から翌11年にかけて造営されたものである。

案内 京都市

鳥居 拝殿

拝所 幣殿 霊獣など様々な彫刻が施されている

拝所 幣殿 左右に西廊東廊

瑞垣

手水舎

拝殿

拝殿  全長8m木彫りの天井龍

拝殿 天井龍 夜な夜な水を飲みに抜け出した伝承がある

本殿は、「北山貴船奥院御社」旧殿を移建、一部改築したもので、その前に幣殿、拝所、東西廊が並び、これらの建物がそれぞれ屋根を錯綜させながら、変化に富んだ空間を構成して独特の社殿景観を形成している。また、各社殿に施された豊富な彫刻装飾は、京都市内では珍しい。
 当社は、本殿、拝殿、絵馬舎、手水舎など一連の社殿が境内にまとまって現存し、江戸時代後期の中規模神社の形態を知る上で貴重であり、昭和59年6月1日、京都市指定有形文化財に指定された。※京都市

 案内の通り、幣殿や手水舎など見飽きぬほど細部に鳥獣の彫刻が施され、さらには拝殿上部にある8mにも及ぶという天井龍はリアリティーに溢れ、見事なものである。
 本殿横には幾つもの摂末社が並び、中でも大丸創始の下村家が勧請したと思われる「大丸繁栄稲荷」等もある。

絵馬舎 大丸店の奉納絵馬などがある

龍の絵馬が奉納されている

覆屋に末社が並ぶ

右 愛宕神社、大丸繁栄稲荷、金刀比羅宮、瀧尾天満宮、妙見宮

三嶋神社 大山祇命、火瓊瓊杵尊、木花咲耶姫

●下村彦右衛門
江戸時代中期の商人で「大丸百貨店」創始者である。
 19歳で古着商「大文字屋」を継ぎ、宮川町の質屋と貸衣装の店を手伝った。1717年には伏見に小店舗を開き、これが大丸の創業となる。
 現金掛値なしの「現銀正札販売」商法を取り入れ、大坂心斎橋に呉服店を開く。その後、名古屋店、京都柳馬場姉小路に仕入店、上之店、大丸総本店などを設けた。
 瀧尾神社には朝夕欠かさず参拝し、成功を収めたという。絵馬舎に奉納の絵馬がある他、提灯にも大丸のマークが入っている。

 社殿の整備にも下村家の援助が多大だったらしいが、現在でも成功は龍尾神社のおかげといわれる。・・・このような感謝の精神に大丸の株も大いに上がる。
 感服いたしました。

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松明殿稲荷神社 京都市下京区稲荷町七条大橋西詰南
瀧尾神社 京都市東山区本町11丁目718
新熊野神社 京都市東山区今熊野椥ノ森町42
剣神社 京都市東山区今熊野剣宮町13
新日吉神宮 京都市東山区妙法院前側町451-1
豊国廟 京都市東山区今熊野北日吉町61-1
三嶋神社 京都市東山区東大路通東入上馬町3丁目
山王神社 京都市東山区清閑寺池田町
市比賣神社 京都市下京区六条通河原町西入本塩竈町593
文子天満宮 京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
尚徳諏訪神社 京都市下京区諏訪町鍵屋町下ル西側
若宮八幡宮 京都市下京区若宮通花屋町上ル若宮町
稲荷福若大明神神社 京都市下京区若宮通六条上ル
蛭子神社 京都市下京区蛭子水町610



三社 門出社・朝日社・天満宮

陰陽石 右側が陰石(女石)、左側が陽石(男石)


 

 

 

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