天之御中主神

神社参詣 寺院参詣 史跡・名所等 参詣の会

八劔神社
【大阪・城東区】やつるぎじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

八劔神社

八劔神社


所在地 大阪府大阪市城東区鴫野東3-31-8
御祭神 中御座 八劔大明神
北御座 武速須佐雄大神
南御座 罔象女大神
社格 式外社
境内末社 野神社  宮地神、鹿屋野比賣命
・戎神社 事代主命、大国主命  
・幸神社 産霊神、狭田毘古大神、奥津比古大神、奥津比賣大神
・辨天社 辨財天女、大楠稲生大明神、楠春稲生大明神
その他 


トリップ 11 2015/11/22 ルート履歴
►大阪・城東区・中央区方面
天守閣と城テラスは後日追加

須佐之男尊神社(関目神社)水神社(野江神社)若宮八幡大神宮

豊國神社玉造稲荷神社鵲森宮八劔神社皇大神宮

大阪城 城テラス 大阪城天守閣 大阪大空襲京橋駅爆撃被災者慰霊碑

参道 梢も秋色に染まりつつある

皇大神宮から、寝屋川(寝屋川市ではない)を超えてさらに南下し、学研都市線・鴫野駅の東方線路沿いに「八剱神社」はある。 線路沿いの事もあってか、やや町外れのイメージがある。三たび自転車を止めて参道を行く。
 事前に八剱神社を調べたのだが、全国には中部地方を中心に多数の八剱神社がある。呼び名は「はっけんじじゃ」と言ったりもするようだ。
 でも総社とか本山みないなものは発見できなかった。また、御祭神もいろいろであるが、日本武尊が一番多いように思う。あえて言えば共通しているのは「剣」である。日本武尊は草薙の剣であり、須佐之男命の場合は、叢雲の剣である。そもそもこの二つの剣は同一のものである。
 「八剱神社」由緒によれば、尾張の熱田神宮に祀る天叢雲劔を以て八劔大明神と為す、とあり「須佐之男命」と同体とされている。

待合所

 さて、話が長くなったが、八劒神社創祀縁起について記しておく。
応永の始め、鴫野村の住民某がある夜夢を見た。
 その夢枕に一人の老翁が現れ「吾はこれ熱田の神なり。跡をこの地に、垂れんと欲す。明日汝等出でて吾を淀川の河辺に迎うべし」と告げたので、翌日村人十数人を呼んでことの次第を語ったところ、自分も同じ夢を見たと云う者が十人余に及んだ。
 そこで一同は各々衣服を改めて河辺に出迎えると、果たして一ぴきの小蛇が河中に現れ、まっすぐこちらに向かって来て、やがて岸に上がった。
 その様の悠々泰然たるを見て、村人は畏敬にうたれ、一同相従って行くと、小蛇は川を越え、堤を経て鴫野村に入った。
そして、小蛇がとどまった所を見て、村人たちはそこに小さな祠を建ててこれを祀った。
 時に応永三年(一三九六年)九月二十二日のことである。以来、今日に至る。

拝殿

本殿

右から拝殿・御饌殿・本殿

力士に関する碑であろうか、よく分からない。

辨天社・戎神社・幸神社の末社合祭殿

野神社

大日寺 本堂

 一通り、巡拝させていただき、「八剱」に想いを巡らせていたが、御祭神の一柱に「武速須佐雄大神」がいて、合点がいった。
 あと御祭神の一柱「罔象女大神」であるが、イザナミから生まれた水を司る神であり、この地域も今日巡った神社と同じく、水との深い関わりがあると思われる。

 次は森ノ宮方面へ向かうのだが、境内のすぐ隣に寺院があって、参道で繋がっていたので、寄らせて頂いた。隣と言うより同じ境内のようだ。本堂以外に神社もあったので参拝させていただいた。
 本日はありがとうございました。・・と念じつつ次へ向かう。

次の目的地 → 鵲森宮
続けてご覧になる方は下記をクリックして下さい。

トリップ 11 2015/11/22 ルート履歴 ►大阪・城東・中央区方面

須佐之男尊神社(関目神社) 城東区成育5-15-20
水神社(野江神社) 大阪府大阪市城東区野江4-1-39
若宮八幡大神宮 大阪府大阪市城東区蒲生4-3-16
皇大神宮 大阪府大阪市城東区今福南2-12-31
八劔神社 大阪府大阪市城東区鴫野東3-31-8
鵲森宮 大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-14-4
玉造稲荷神社 大阪府大阪市中央区玉造2-3-8
豊國神社 大阪府大阪市中央区大阪城2-1
大阪城 大阪府大阪市中央区大阪城
城テラス 大阪府大阪市中央区大阪城3-1(追加)
大阪城天守閣 大阪府大阪市中央区大阪城1-1
大阪大空襲京橋駅爆撃被災者慰霊碑 大阪府大阪市都島区片町2-3



本堂脇の裏にある神社


 

 

 

ー 表紙古事記日本神話神道神々社寺探訪日本国ノベルブログ桐の会 ー

Copyright ⓒ Sakane. All Rights Reserved.