長田神社前商店街の鳥居 |
長田神社は湊川神社より西へ1.5km位走った長田区、少し山側に鎮座している。
表参道の南は商店街となっており入口には大鳥居がそびえている。大変分かり易くてありがたい。
商店街を更に進むと新たに鳥居が見えてくる。これが神社の入口だ。
長田神社の由緒も実に縁源が深く、廣田神社と同じく日本書紀に登場する。
神功皇后が三韓征伐の凱旋の帰途、兵庫の武庫で船が進まなくなり、占ってみると、事代主の神より「吾を御心長田の国に祠れ」と神託を受け、創祀されたという。これが長田神社の始まりである。
ご祭神の事代主神であるが、所謂「えびす」であり、大国主の御子とされる。
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神社前の鳥居 |
境内 ハトがたくさんいます、昔は鶏だったとか |
案内板 |
手水舎 |
ご由緒 |
本殿前 神門 |
拝殿 |
拝殿内部 |
拝殿 |
蛭子社(蛭子神) |
戎・大国さま |
出雲大社(大國主神) |
楠宮稲荷社 |
楠宮稲荷社 由来等 |
楠宮稲荷社(倉稲魂神) |
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蛭子の神を「えびす」とする神社も多く、少々分かりづらい面もあるが、長田神社では末社「蛭子社」(蛭子神)も奉祀されている。
事代主神は大国主の御子であり、葦原中国平定において、建御雷神が美保ヶ崎で漁をしていた事代主神に国譲りを迫ると、事代主は「承知した」と宣言し、船を青柴垣に変えて、その中に隠れてしまったとされる。こうして国譲りの成立において重要な役割を果たした神とされる。
話を境内に戻すが、神門をくぐると垣に囲まれた内の境内が現れ、正面に拝殿が鎮座する。周りには多くの末社があり、ご本殿の周りには更なる垣がめぐらされ、垣内にご本殿と「天照皇大御神社」と「八幡社」が鎮座する。
巡拝を終えてこの辺で一休みである。
境内には鳩が多く、平和そのものである。ただ、他の神社でもそうであったが、やはり正月準備に追われいてるようだ。
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拝殿から楠宮稲荷社へ |
後部 垣内に天照皇大御神社(天照大御神)八幡社(応神天皇) |
拝殿横の絵馬 |
月読社(月読神) |
松尾社(大山咋神・春日大神) |
拝殿 |
神門 |
そう・・鳩と云えば長田神社にはおもしろいエピソードがある。今は鳩が多いが、その昔には鶏が多く放たれていて、「チキンテンプル」と呼ばれたそうだ。
古伝によれば「鶏鳴の聞こゆる里は、吾が有縁の地なり」とのお告げにより、にわとりが神の使いとされたそうだが、さらにその起源についても伝説がある。「事代主の妻訪い」の物語だ。
事代主は、夜毎海を渡って対岸の美保津姫のもとへ通っていたが、鶏が間違って真夜中に鳴いたため、事代主はうろたえて手で船をかいたところ、鰐に手を噛まれてしまった。以来、事代主は鶏を憎み、美保関では鶏を飼わず、卵を食べることを戒めていたそうだ。
一方、長田神社では鶏は神の使いとされ、かつては氏子は鶏肉や卵を一切食さなかったそうだ。
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トリップ 16 2015/12/26
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西宮神社 兵庫県西宮市社家町1番17号
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圓満寺(西宮成田山) 兵庫県西宮市大社町7番7号
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廣田神社 兵庫県西宮市大社町7番7号
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北野天満神社 兵庫県神戸市中央区北野町3-12-1
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三本松不動院 兵庫県神戸市中央区北野町2-3-26
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長田神社 兵庫県神戸市長田区長田町3−1−1
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松尾稲荷神社 兵庫県神戸市兵庫区東出町3-21-3
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東川崎蛭子神社 兵庫県神戸市中央区東川崎町7-4-12
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メリケンパーク 兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
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参道の橋、朱の欄干が美しい |