天之御中主神

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生根神社
【大阪・西成区】いくねじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

生根神社


所在地  大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10
御祭神  少彦名命、蛭児命、菅原道真公
境内社 大楠社(三輪明神・大楠龍王・金森大神)、稲荷社(宇迦之御魂神)、由加社(天照皇大神・豊受姫大神・八幡大神・大物主大神・住吉大神・崇徳天皇)、有喜戎社(蛭児命)
その他 多くの提灯を飾り付けた櫓「だいがく」が有名。


 トリップ 15 2015/12/24 ルート履歴
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大阪護國神社 大歳神社 浅澤社 住吉大社

天神ノ森天満宮 阿部野神社 生根神社(西成) 生根神社(住吉)

正面鳥居

住吉の生根神社から徒歩約30分、地下鉄玉出駅の北に鎮座。

 住吉の生根神社と同じ名前なので関連を調べると、住吉の生根神社から勧請され少彦名命の分霊を受けた神社だそうだ。
 だが、分祀以前に神社は存在し、蛭児命を祀っていたとの伝承もある。
 大昔に起こった大津波により西宮神社(西宮戎)のご神体が流れ着き、村民がこの地に祀った。その後西宮神社からの返還の要請があり、返還後もご分霊を祀り、これが神社の始まりであったとの事である。少彦名命と蛭児命は同じ「戎」とされ、深い縁を感じる。
 戦時には空襲で社殿も焼失するが、現在の社殿は鉄筋コンクリートで復興を遂げた。

拝殿

「だいがく」について
生根神社では祭りも多彩に行われており、中でも夏祭りの「だいがく祭」が有名だ。だいがくとは「台楽」や「台額」と書き、古くから雨乞い神事に使用される、高さ約20mの竿に約70個の提灯を飾り付けた櫓のことである。
 写真が無いので、秋田竿燈祭りのイメージを彷彿していただきたい。
 清和天皇の時代、難波一帯が干ばつに見舞われたとき、農民達が住吉の大海神社の前で日本六十四州の一宮のご神燈と鈴のつく棹を立てて雨乞い祈願をした所、たちまち大雨が降り注いだと云う。
 農民達は大変喜び、棹に台をつけて担ぎ、太鼓を打ち鳴らして神恩に感謝した。これが「だいがく」の原型とされている。時代を経て数は減ったものの、最後に残った「だいがく」を今にとどめ、保存継承している。
大阪府指定の有形文化財民族資料第1号になっている。

こつま南瓜塚

拝殿

手水舎

記念碑

拝殿

大楠社

大楠社(三輪明神・大楠龍王・金森大神)

有喜戎社(蛭児命)

稲荷社

稲荷社(宇迦之御魂神)

由加社(天照皇大神・豊受姫大神・八幡大神・大物主大神・住吉大神・崇徳天皇)

由加社

加えて「こつま南瓜祭り」も有名である。さて、この辺にしといて、次は阿部野神社へ向かうことにします。

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大阪護國神社 大阪府大阪市住之江区南加賀屋1-1-77
大歳神社 大阪府大阪市住吉区墨江1-5-16
浅澤社 大阪府大阪市住吉区上住吉2-11-21
住吉大社 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
生根神社(住吉) 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目3-15
生根神社(西成) 大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10
阿部野神社 大阪府大阪市阿倍野区北畠3-7-20
天神ノ森天満宮 大阪府大阪市西成区岸里東2-3-19



南の鳥居


 

 

 

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