正面北側の入口 阪堺電軌 住吉駅は手前 |
いよいよ念願の住吉大社だ。関西に住して一度も願い叶わず参拝できなかったが、とうとうこの日がやってきた。なんと言っても摂津の国一宮で大阪随一の規模を誇る大神社だ。
期待に胸が膨らんで喜びも一入だ。筆者、浅澤社からの参詣なので実際には南門から入ったが、今回は正門から順を進めて行く事にする。少々順路が分かりづらい点はご容赦願いたい。
境内があまりに広いため、境内に掲示してあった案内図を拡大判で文中に貼付けておいた。ご覧あれ。
まず交通手順であるが、最寄り駅としては下記の通り。
▶南海鉄道 南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩3分
▶南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩5分
▶阪堺電気軌道 阪堺線 「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
▶阪堺線(路面電車) 「住吉公園駅」から徒歩2分
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正面北側の鳥居 |
車の場合は阪神高速15号堺線「玉出」出口下車。正月や夏祭りの際は利用できない場合もある。
続いて開門時間
午前6時00分(4月〜9月)
午前6時30分(11月〜3月)※毎月一日と初辰日は午前6時00分開門
閉門時間
外周門 午後4時00分
御垣内 午後5時00分(1年中)
一度は路面電車に乗ってみたかったが、大阪護国神社からは徒歩以外の術はない。残念。
また、境内が広く摂末社も非常に多いので写真の数も100近くなってしまい。立ち上がりが遅くなるばあいもあるので、これもご容赦願いたい。
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道路に面した巨大な石灯籠 |
大社正面 |
なにわ七幸の案内 |
阪堺電軌 住吉鳥居前駅 |
参道入口 |
阪堺電軌の路面電車 |
境内案内図 |
参道鳥居 |
反橋(太鼓橋) |
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 南北の参道
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正面から案内するが、まず目を引くのは、道路に面して並ぶ巨大な石灯籠だ。
そのデカさもさることながら、全域で600基もの灯籠があるらしい。
灯籠を横目に見ながら正面参道を進むと、見事な太鼓橋が見えてくる。橋なので当然川がある。いや、池だ。橋は急勾配なので階段状になっている。
橋の中央に立つと正面に幸寿門と角鳥居が見え、神社正面の遠景が美しい。
垣内にはすぐには入らず、まず周辺を散策する、 橋を渡ってすぐに南北に伸びる参道が交差している。石畳の参道の両脇には無数の石灯籠があり、参道南端には「船玉神社」や「市戎大国社」などの摂末社が鎮座する。
垣内の本殿には船玉社からすぐの南の門より入る。入ってすぐに「楯社」があり、その向こうに第四本宮が姿を現す。 |
 龍社ご祭神 |
 龍社 |
船玉神社 |
 南北の参道 |
船玉神社 |
船玉神社 祭神:天鳥船命・猿田彦神 |
第四本宮・本殿 神功皇后(国宝) |
第四本宮・幣殿 神功皇后(重文) |
第三本宮・幣殿 表筒男命(重文) |
 鉾社 経津主命 |
第二本宮・幣殿(重文)及び本殿(国宝) 中筒男命 |
侍者社 田裳見宿禰 相殿:市姫命
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五所御前 |
竜神の祠 |
北高蔵・南高蔵(重要文化財) |
本殿を囲む玉垣、左は五所御前 |
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伊勢神宮遥拝所 |
住吉文庫 |
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第三本宮・第四本宮を見ながら「侍者社」で参拝し、再び垣外へ出て摂末社を巡拝する事にする。本殿参拝はその後、第一本殿から順に参拝する事とする。
南東に位置する門を出るとすぐに「若宮八幡宮」と「海龍社」、そして「五所御前」がある。第一本宮の南横の位置になる。
「五所御前」は石垣に囲まれた中央に杉の木が立っており、神功皇后が住吉大神をお祭りする土地を求められたとき、この杉の木に白サギが3羽きて止まったので、ここへお祭りしたと伝わる聖地である。
石の玉垣のなかにある砂利には「五・大・力」と書かれた小石があり、これを集めてお守りにすると心願成就のご利益があるそうだ。
さて、ここで垣内に戻り、本宮参拝をさせていただく事にする。 |
第二本宮・本殿(国宝) |
第二本宮・本殿(国宝) |
第一本宮・幣殿 底筒男命(重文) |
第二本宮・幣殿 中筒男命(重文) |
第三本宮・第四本宮から第二本宮を見る |
第四本宮・幣殿 神功皇后(重文) |
第四本宮・幣殿 神功皇后(重文) |
第三本宮・幣殿 表筒男命(重文) |
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角鳥居(四角柱の鳥居) 幸寿門 |
本当は正面から入って第四本宮から参拝すればいいのだろうが、順序よろしく一番奥の第一本宮からの巡拝とさせて頂いた。
本宮については写真ででしか見た事が無かったが、実際に見てみると住吉造りの独特のお姿と、四棟が並ぶ美しい景観に感激してしまった。
住吉四神の一柱一柱が荘厳された、厳粛な美しさの中にいつまでも佇んでいたい気持ちになる。
ご由緒としては神功皇后が住吉三神の信託を受け、この地に御鎮祭されたとされる。
また、住吉三神は「古事記」によれば、伊邪那岐尊が黄泉の国より戻る際に、黄泉国の汚穢を洗い清める禊を行った。このとき、瀬の深いところで底筒男命が、瀬の流れの中間で中筒男命が、水表で表筒男命が、それぞれ生まれ出たとされる。
この事により、「禊の神」や「海上安全の神」その他「農耕・産業の神」等々とされ、現在においても篤く崇敬されている。
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反橋(太鼓橋)
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ご由緒
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創建に関しては、「帝王編年記」によると神功皇后摂政11年、辛卯の年(西暦211年)とされている。
今から1800年も時代をさかのぼり、古代日本神話に繋がる縁源である。とんでもない歴史がここに生きていると言っていいだろう。
さて、話は再び境内に戻るが、再び太鼓橋に戻り、今度は北側からさらに奥の方に進む事にする。
吉祥殿を見ながら奥に進むと様々な摂末社が現れる。
「志賀神」「社大海神社」「種貸社」など本当にたくさんある。文章では説明しきれないので、下記に一覧したので参照して頂きたい。
この一帯には昔、神宮寺があったらしく、その規模も東西の両塔を擁する相当の規模だったらしい。 |
吉祥殿 |
参道の鳥居 |
相撲場 |
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志賀神社 |
志賀神社・ご祭神 |
左 大海神社 奥が本殿 |
右 大海神社 奥が本殿 |
大海神社の拝殿 |
大海神社拝殿内部 |
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児安社 興台産霊神(左) 海士子社 鵜茅葺不合尊 |
一寸法師発送の地の案内とお椀 |
種貸社 倉稲魂命 |
種貸社の鳥居 |
摂社
大海神社 社格:式内社「大海神社二座」祭神:豊玉彦命・豊玉姫命
若宮八幡宮 祭神:応神天皇・武内宿禰
志賀神社 祭神:底津少童命・中津少童命・表津少童命
船玉神社 社格:式内社「船玉神社」祭神:天鳥船命・猿田彦神
境内末社
楯社(たてしゃ) 祭神:武甕槌命
鉾社 祭神:経津主命
侍者社(おもとしゃ) 祭神:田裳見宿祢・市姫命
后土社(ごどしゃ) 祭神:土御祖神
楠珺社(なんくんしゃ) 祭神:宇迦魂命 ☻初辰まいり2
市戎大国社 祭神:事代主命、大國主命
種貸社(たねかししゃ) 祭神:倉稲魂命。式内社 ☻初辰まいり1
子安社 祭神:興台産霊神
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海士子社 祭神:鵜茅葺不合尊
龍社 祭神:水波野女神
八所社 祭神:素盞鳴尊
新宮社 祭神:伊邪那美命・事解男命・速玉男命
立聞社 祭神:天児屋根命
貴船社 祭神:高おかみ神
星宮 祭神:国常立命
五社 祭神:大領・板屋・狛・津・高木・大宅・神奴祖神
薄墨社 祭神:国基霊神
斯主社(このぬししゃ) 祭神:国盛霊神
今主社 祭神:国助霊神
招魂社 祭神:諸霊神
境外末社
大歳神社(おおとしじんじゃ) 祭神:大年神 ☻初辰まいり4
淺澤社(あさざわしゃ) 祭神:市杵島姫命 ☻初辰まいり3
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星宮 国常立神 竃神 |
港住吉神社 祭神:底筒男命・中筒男命・表筒男命・神功皇后
波除住吉神社 祭神:底筒男命・中筒男命・表筒男命・息長足姫命
初辰まいり(はったつさん)
毎月の初辰日に商売繁昌と家内安全を願って「種貸社」→「楠珺社」→「浅澤社」→「大歳神社」と、順にお参りします。
1番参り「種貸社」「お種銭(おたねせん)」を授かり
2番参り「楠珺社」「願いの発達」を祈ります。
3番参り「浅澤社」「芸事や美容の願い」に福を授かります。
4番参り「大歳神社」「願いを成就」させてもらえます。ご祈祷を受けた方に授ける、小石に「大」と書かれた「大歳守(おおとしまもり)」は集金のご利益があるそうだ。
「浅澤社」と「大歳神社」については別ページで紹介しています。ご覧になる方は上記クリックで移動します。
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招魂社(旧護摩堂、重要文化財)諸霊神 |
五社 大領の祖神・板屋の祖神・狛の祖神・津の祖神・高木の祖神・大宅の祖神・神奴の祖神 |
斯主社 国盛霊神 今主社 国助霊神 |
右 新宮社 伊邪那美命
事解男命 速玉男命 八所社 素戔嗚尊 |
楠珺社内部 |
楠珺社 宇迦魂命 |
楠珺社 |
楠珺神社 鳥居 |
貴船社 高龗神 |
生田南水 句碑 |
石舞台 |
池と斉館 |
石舞台 |
南門(四脚門) |
南門 |
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一通り巡拝させて頂いたが、正直、住吉大社がこれほどの規模だとは思わなかった。大満足です。さあ、この感動のまま次へ向かうことにしよう。
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北方にすぐ近所です。
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トリップ 15 2015/12/24
ルート履歴 ►大阪・住吉区他方面 |
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大阪護國神社 大阪府大阪市住之江区南加賀屋1-1-77
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大歳神社 大阪府大阪市住吉区墨江1-5-16
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浅澤社 大阪府大阪市住吉区上住吉2-11-21
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住吉大社 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
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生根神社(住吉) 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目3-15
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生根神社(西成) 大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10
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阿部野神社 大阪府大阪市阿倍野区北畠3-7-20
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天神ノ森天満宮 大阪府大阪市西成区岸里東2-3-19
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北鳥居と武道館 |