天之御中主神

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大塚神社
【大阪・高槻市】おおつかじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

大塚神社

大塚神社


所在地 大阪府高槻市大塚町2-33-19
御祭神 高皇産霊神、神皇産霊神
社格 村社
創建 建武2年(1355)
境内社 大塚殿小宮(清和天皇) 稲荷社(稲蒼魂命) 役行者尊 身変り地蔵尊
その他 清和源氏の足跡となる小宮など歴史を感じさせる。
 役行者尊についても縁を調べてみたいものだ。


トリップ 21 2016/1/15 ルート履歴
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野見神社 高槻城跡 八幡大神宮 春日神社

大塚神社 都城神社 道祖神社 冠須賀神社

玉垣が美しい

都城神社から更に南、淀川に近い大塚町に大塚神社が鎮座する。
淀川の堤防の拡張のため、この地に遷座したとされる。
境内に石標があり由緒等記されている。以下内容。

 当神社は大塚に古くから鎮座する村社で、ご祭神 高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)の二柱を祀る。建武2年(1335)5月、当地大洪水の際、二神の木像が流れ着き、これを僧侶恵慶(えいけい)が祀ったことが始まる。
 産霊(むすび)は天地万物を産み出す神であり、「むすぶ」という言葉から、諸願成就・縁結び・五穀豊穣・合格祈願に霊験あらたかな神とされる。
 なお 大塚神社は現在の場所より淀川べりに位置したが、昭和16年(1941)の淀川改修工事のため堤防が後退したのに伴い現在地に移転した。

入口は注連掛

慰霊碑

参道の石鳥居

由来の石票

拝殿

拝殿 横から

稲荷社

稲荷大神(稲蒼魂命)

役行者尊

役行者尊の神額

ご祭神が高皇産霊神、神皇産霊神の二柱とされるが、像が流れ着いたとの伝承は非常に興味深い。造化三神の像であり、像がある事自体希有である。ぜひともお目にかかりたいものだ。
 大塚神社には北側に道を隔てて小宮があり、石標にはこの事も記されている、以下内容。

大塚の地 伝承
 平安時代後期(9世紀中頃)清和天皇が皇子の陽成天皇に譲位した後、日本諸国を巡ったという。そして当地の「松ケ崎」に立ち寄り、小松原で休憩をとり淀川の風景を楽しんだ。そのとき天皇は松の木に冠をかけたまま帰国され、気づいた村人はその王冠を埋めて「王塚」と名付けた。天皇の没後、社殿を設けて清和天皇の霊を祀った。これが現在の大塚小神社「大塚殿」にあたる。

 それにしても皇国の歴史は長遠であり、日本各地の至る所に足跡が有るのであろうか。感慨深いものが有る。

大塚殿小宮

小宮 拝殿

身変り地蔵尊

拝殿

枚方大橋

今回の旅程はこれで終わりなのだが、枚方大橋を徒歩で渡ってみた。長大な橋でくたびれてしまったが、景観には満足である。

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野見神社 大阪府高槻市野見町6-6
高槻城跡 大阪府高槻市城内町・野見町・大手町他
八幡大神宮 大阪府高槻市八幡町2-9
春日神社 大阪府高槻市春日町8-14
冠須賀神社 大阪府高槻市辻子1-3-4
道祖神社 大阪府高槻市大冠町2-8-13
都城神社 大阪府高槻市深沢本町
大塚神社 大阪府高槻市大塚町2-33-19




 

 

 

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