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根聖院
【奈良・奈良市】こんしょういん

お参りした寺院を紹介しています。仏閣・仏像など、神社と異なる宗教色が魅力です。

根聖院

根聖院


所在地 奈良県奈良市三碓3丁目5-13
宗派 真言律宗
山号 鳥見山
本尊 薬師如来坐像
創建年 不詳
開基 不詳
その他 生駒山にある宝山寺の末寺。もともとは、添御県坐神社の別当寺。「三碓(みつがらす)」の名の由来となった大きな石が伝えられている。


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磐船神社 添御県坐神社 根聖院 登弥神社

伊射奈岐神社 大和神社 石上神宮 帯解寺 春日神社

景行天皇陵 九日神社 恵比須神社 大神神社

門前にある石仏

 添御県坐神社の石段下すぐ隣にある。小さな寺院だが由緒は古く、当地の地名の由来になる「三ッ碓(みつがらす)」が置かれている。
 説明板によると、石にまつわる伝承はおおよそ次のとおりである。奈良時代、当地を治めていた人物に小野福麿がいた。福麿はこの地に三ツ碓(唐臼)を置いて米を搗かせた。それにちなんで聖武天皇が当地を「三碓」(みつがらす)と名付けた。

 神仏習合時代の添御県坐神社の別当寺とのことだが、神社に比べるとその規模は小さい。だが小さいながらも手入れが行き届いており、雑草の一つもない。
 境内に足を踏み入れると妙に居心地がよく、落ち着いた佇まいを呈している。

山門

門前にある地蔵尊

本堂

梵鐘

当地、地名由来の「三ッ碓(みつがらす)」

小さな境内には先述した「三ッ碓(みつがらす)」の他、石仏や稲荷社が並座している。
 習合の名残なのだろうか、おそらく吒枳尼天を祀っておられるのだろう。並座する姿が愛おしく感じる。
 根聖院と添御県坐神社と重ね合わせ、寄り添うように一体として歴史を繋いでいるようだ。

 さて、この後は富雄川沿いに、さらに南下して登弥神社へ向かう。

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磐船神社 大阪府交野市私市9丁目19-1
添御県坐神社 奈良県奈良市三碓3丁目5-8
根聖院 奈良県奈良市三碓3丁目5-13
登弥神社 奈良県奈良市石木町648-1
春日神社 奈良県奈良市今市町662
帯解寺 奈良県奈良市今市町734
石上神宮 奈良県天理市布留町384
大和神社 奈良県天理市新泉町306
伊射奈岐神社 奈良県天理市柳本町
景行天皇陵 奈良県天理市渋谷町
九日神社 奈良県桜井市芝812
恵比須神社 奈良県桜井市三輪375
大神神社 奈良県桜井市三輪1422




 

 

 

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