国道168号から天の川を挟んで西側の道 |
今回の旅程は久しぶりにメンバーと自動車で行う事になった。
奈良方面へ行くのだが、その前にどうしても行きたかった神社があったので、おねだりする事にした。
磐船神社、渓谷の神社である。私市から国道168号線を南下して、生駒方面へ向かう渓谷の中に神社がある。
近年、道がきれいになり、バイパスから外れた天の川の川辺に神社があり、境内一帯は岩窟巡りで有名でもある。
石鳥居をくぐると境内で、ほどなく拝殿が見えるが、本殿はない。拝殿の背後には巨大な磐座があるが、これがご神体の「天磐船」である。その形状は饒速日命降臨の際に座した磐船を思わせる。
また、境内には数多の磐座の他、神仏が混在し、神仏習合の色彩がそのまま続いている。 |
石鳥居手前 注連掛 |
社頭 石鳥居 |
歓迎のオブジェだろうか |
不動明王 |
不動明王の隣 岩船稲荷大明神
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岩船稲荷大明神 |
境内 拝殿前 |
岩窟巡り入口付近 赤の扉の向こう |
磐座の前 祠 |
岩窟巡り入口 5m下へ降りる |
拝殿 本殿は無い 背後に天磐船 |
境内の由緒書
「日本書紀」や「古事記」「先代旧辞本記」などの古い書物によりますと、天孫饒速日命は天照大御神の御孫神にあたり、大御神の御命令により、高天原より天の磐船に乗って河内国河上哮ヶ峰に降臨されました。
のちに大和国に入り、大和河内地方を開発し建国の礎を築かれ、人々より天津神と崇敬された神様であります。
また、饒速日命が降臨に際して、天空より国土を望まれて「虚空見つ日本国」と言われた事が「やまと」という国号の始まりとされています。
尊は高天原より持って来られた十種端神寳により、鎮魂祭を行い、病に苦しむ人々を助け、死人をも蘇らせたと云われ、加持祈祷の根源として神道のみならず修験道、密教、陰陽道からも崇敬されてきました。
尊の子孫は物部氏と呼ばれる古代大和朝廷における最大最強の氏族を形成し、大連として代々の天皇に仕えており、ここ交野の地には肩野物部という一族がおりました。以上抜粋 |
ご神体の磐座 天磐船 |
見下ろすと巨大な岩石群 |
磐座「四所妙見 大日如来・観音菩薩・地蔵菩薩・勢至菩薩(住吉四神)」
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拝殿側面 |
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ご由緒 |
橋を渡ると社務所 |
社務所となり |
●主な境内社
行場岩窟 白龍社、黒龍社、金龍社、白水社
四社明神 大日如来、観音菩薩、地蔵菩薩、勢至菩薩
不動明王 磐船稲荷 稲荷大明神
神社では岩窟巡りを行っており、掟に従い岩場を巡る事ができる。 掟は以下の通り。※神社H.Pより
1、行衣(しろたすき)着用の事(社務所で貸します)
2、滑りやすい靴はわらぞうりに履き替えます(同上)
3、年齢制限があります(10歳以上75歳未満の方入窟可)
4、飲酒後の入窟はできません
5、夜間、雨天時、増水時は拝観できません
今回は時間都合のためパスしたが余裕のある時には是非お願いしたいものだ。
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トリップ
24 2016/2/4 ► 奈良・奈良市・天理市・桜井市方面 |
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磐船神社 大阪府交野市私市9丁目19-1
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添御県坐神社 奈良県奈良市三碓3丁目5-8
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根聖院 奈良県奈良市三碓3丁目5-13
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登弥神社 奈良県奈良市石木町648-1
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春日神社 奈良県奈良市今市町662
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帯解寺 奈良県奈良市今市町734
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石上神宮 奈良県天理市布留町384
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大和神社 奈良県天理市新泉町306
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伊射奈岐神社 奈良県天理市柳本町
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景行天皇陵 奈良県天理市渋谷町
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九日神社 奈良県桜井市芝812
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恵比須神社 奈良県桜井市三輪375
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大神神社 奈良県桜井市三輪1422 |
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