天之御中主神

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福島天満宮
【大阪・福島区】ふくしまてんまんぐう

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

福島天満宮

福島天満宮


所在地 大阪府大阪市福島区福島2丁目8-1
御祭神 菅原道真 相殿神 大国主命、事代主命、少彦名命
社格 907年(延喜7年) 創建
境内社 摂社 吉高稲荷神社
末社 野見宿祢神社・勇神社・住吉神社・安広神社・事平神社・林神社
その他 別名 福島 上の天神


トリップ 14 2015/12/7 ルート履歴 ►  大阪・北区方面

素盞烏尊神社 八阪神社 福島天満宮

南に面した鳥居 ビジネス街とは思えない

筆者大阪は地元ではあるが、福島区をゆっくり歩いた記憶は無い。そのため縁遠い地であり、北区梅田の一部のようにも感じていた。ましてや住宅地や商店の街など知る由もない。

北区の八阪神社から歩いた印象と「福島天満宮」の印象では、表側のビル街に比し、思った以上に庶民的な街のようだ。

 なにわ筋を南に下ると樹々の生い茂る一角があり、筋に面して鳥居がそびえる。境内は狭そうだが、なかなかの姿である。
 本殿の裏側には幼稚園があり、子供のはしゃぎ声が聞こえる。もう、ここはビジネス街ではなく、神様と庶民が共に在るための場所なのだと思えた。
 境内の狭いのは、正面のなにわ筋の拡幅工事をするときに、境内の一部を提供せざるを得なくなったためだと云う。・・これも都会の神社の宿命なのかもしれない。少々残念な気がする。

ご由緒

拝殿

手水舎

末社 六社あります

拝殿

吉高稲荷神社

境内 木漏れ日がいい感じです

東側の鳥居

帰り道で見かけたお寺 モダンです

 ご由緒であるが、菅原道真が、左遷により大宰府へ赴く折、当地漁夫の徳次郎他が懇ろにもてなしたことをいたく喜ばれ、餓飢島と呼ばれていたこの辺りを徳二郎の名に因み、福島と名づけられた。
 その後、菅原道真が大宰府で亡くなった事を聞いたこの地の里人らが、小祠を建てたのが起源とされている。

 元々福島は、三天神があり、上の天神、中の天神、下の天神と言う。
 上の天神である天満宮上之社は、空襲により焼失した中之社(中の天神)を合祀して、福島天満宮と改称して、今日に至り、中の天神跡地は、行宮として飛地境内地となっている。
 尚、空襲では境内に11発の焼夷弾を受けたが、不思議にも全弾不発で焼失を免れている。(要約)

 福島区も都市化により住宅も減ったのだろうが、この希有な社殿ともどもご祭神様を大切に伝承していただきたいものである。

帰り道に見つけた ハイボール酒場 いい雰囲気です

 帰りついでに、街の表情を楽しませていただいた。ハイボール酒場(右写真)を見つけたが、一度は入ってみたい雰囲気だ。

次回は大阪・住吉区他方面へ向かう予定です。

次回の予定 → 大阪・住吉区他方面 大阪護國神社
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トリップ 14 2015/12/7 ルート履歴 ►  大阪・北区方面

素盞烏尊神社 大阪府大阪市北区大淀南3-3-25
八阪神社 大阪府大阪市北区大淀中3-1-23
福島天満宮 大阪府大阪市福島区福島2-8-1



 

 

 

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