天之御中主神

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素盞烏尊神社
【大阪・北区】すさのおのみことじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

素盞烏尊神社

素盞烏尊神社


所在地 大阪府大阪市北区大淀南3-3-25
御祭神 素盞烏尊
社格 旧村社
境内社 王仁社(王仁臣)八幡社(応神天皇)斎宮社(飯豊受皇女神)野々宮社(飯豊受皇大神)
その他 通称、八坂神社という


トリップ 14 2015/12/7 ルート履歴 ►  大阪・北区方面

素盞烏尊神社 八阪神社 福島天満宮

公園の奥が神社になっている

阪急梅田駅から大阪駅北口を経て徒歩15分程度。金蘭会高校の北側に公園があり、その公園に包まれるように鎮座する。
 境内には樹々が茂り、大凡都会のイメージとはかけ離れて、憩いの場となっている。

 ご由緒によれば由来は、詳ではないが、浦江村(当時の地名)の鎮守として、足利時代には既に存在していたらしい。

 牛頭天王社とも、祇園社とも称されましたが、明治五年「素盞烏尊神社」と改称し村社に列せられる。また、史書には伊勢斉宮女御の御禊の地で、野宮・斉殿を設置されたとあり。村人達がこの跡をお祀りし、土地神であり、禊祓の神でもある素盞烏尊をお祀りするようになった・・と記されている。(要約)
 氏子の方々からは、「浦江の八坂さん」と親しまれているようだ。

正面の鳥居

正面鳥居横の地蔵堂

野々宮社

 また、境内社の王仁神社は一本松大明神・正一位稲荷大明神・王仁大明神などと呼ばれ、王仁の墓との伝承もある。
 尚、枚方にも王仁の墓所があり、公園として整備されており、その真偽はさだかではない。
 ただ、王仁との縁は確かなようであり、古今和歌集には王仁作の和歌があり、筆者も知る有名な歌である。

 なにはづに さくやこの花 ふゆごもり いまははるべと さくやこのはな

 百人一首で冒頭に歌われる一首である。王仁作であるとは知らなかった。
 それにしても、日本の歴史はこの地の伝承である、渡来人の「王仁」でも垣間みられるように、古代から国際的であったようで、非常に興味深いものがある。

斉宮社

八幡社

王仁神社

神宮遙拝所

拝殿

拝殿内部

手水舎

興味ついでだが、次の訪問先は、すぐ近所であり、その名も「八坂神社」であり、当社の別称とも共通している。
 この神社との関係も気になる所である。

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素盞烏尊神社 大阪府大阪市北区大淀南3-3-25
八阪神社 大阪府大阪市北区大淀中3-1-23
福島天満宮 大阪府大阪市福島区福島2-8-1

金蘭会高校近くの公園で、しばし休憩


 

 

 

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