天之御中主神

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住吉神社
【大阪・豊中市】すみよしじんじゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

住吉神社

住吉神社(服部住吉神社)


所在地 大阪府豊中市服部南町2-3-31
御祭神 住吉三神、息長足姫命(神功皇后)
境内社 住吉龍神社 住吉稲荷社
その他 境内にある能舞台は登録有形文化財となっている。また、本殿は、大阪の旧豊国神社から移築したものである。


トリップ 13 2015/12/7 ルート履歴 ►  大阪・豊中市方面

服部天神宮 住吉神社

西側の参道

  服部天神宮から徒歩10分程度、西の参道から入ると、朱赤の灯籠が迎えてくれる。
 木漏れ日が射して、色づき始めた樹々がさらに美しい情景をつくっている。気のせいか空気も美味しく感じる。

 境内に入ると、堂々たる拝殿がすぐに目に飛び込む。住吉神社は風格漂う非常に美しい神社だ。

 住吉神社は住吉大社の別宮として建立され、八世紀末から当地付近の本宮の庶務を行っていたと云われる。
 この美しい社殿は、大阪中之島にあった豊国神社が大阪城内に遷座する時に、旧社殿を譲り受けたものとされ、本殿の裏には豊臣秀吉の「桐の紋」も当時のまま残っている。
 本殿を囲む玉垣も譲り受けたものを、美しく塗り直して使用されているようだ。

拝殿 大阪城豊國神社の旧社殿を譲り受けたもの

拝殿 堂々たる唐破風です

手水舎

本殿の裏側には稲荷社の鳥居が並んでおり、この姿も伏見稲荷を連想させ大変美しい。
 鳥居の続く参道を抜けると境内社が二座鎮座している。
さらに、その南隣には大阪最古と云われる能舞台がある。明治31年建設のもので大阪天満宮にあったものを移築したとされ、登録有形文化財となっている。

 それにしても静かな境内で、都会の喧噪とは全く隔離された、別世界の空間のようだ。
 写真もご覧の通り、誰一人として写っていないのがお分かり頂けるだろう。
 そもそも住吉の文字は「スミノエ」と読み、澄んだ入り江を意味するらしい。また、住吉三神も水の神と云われるように、澄んだ、もの静かな神域を顕しているような気がしてならない。
 筆者、毎日をこの清々しい気分で過ごしたいものだ。

ご由緒

本殿の玉垣

住吉稲荷社の鳥居 見事に並んでいます。

伏見稲荷みたいに、こういう所があると入ってみたくなります

鳥居を抜けると二社鎮座している

住吉稲荷社

住吉龍神社(豊玉龍神社)

住吉龍神社(豊玉龍神社)

境内は結構広いが、人がいないので少し寂しい

本殿裏側にある「桐の紋」。玉垣も譲り受けた時のままだ

神門の脇にある地蔵堂

戦没記念の石塔

南側 正面の参道 長く続きます 100m以上はある

 今回はこれで終わりの予定だったのだが、時間と元気が余ったので、大阪駅周辺を歩いてみようと思う。
 以前は東部へ向かったので今回は西に向かう事にしよう。

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服部天神宮 大阪府豊中市服部元町1-2-17
住吉神社 大阪府豊中市服部南町2-3-31

北側の鳥居


 

 

 

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