天之御中主神

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服部天神宮
【大阪・豊中市】はっとりてんじんぐう

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

服部天神宮

服部天神宮


所在地 大阪府豊中市服部元町1-2-17
御祭神 少彦名命・菅原道真
社格 旧村社
境内社 豊中えびす神社(蛭子大神)初酉稲荷神社(宇迦之御魂神)十二支稲荷社(蛭子大神)
その他 足の守護祈願大祭、豊中えびす祭、初天神祭など祭りが盛大に行われている。


トリップ 13 2015/12/7 ルート履歴 ►  大阪・豊中市方面

服部天神宮 住吉神社

西側(服部天神駅側)の参道

今日はいい天気に恵まれ、気温も高く、上機嫌での参詣だ。
 あまり訪問件数は予定してないが、阪急宝塚線での最初の参詣としたい。

 服部天神駅を下車して、参道へはすぐ近くである。
駅側の参道は商店街の中にある・・っと言った感じで、迷わずすぐに到着する。
 鳥居をくぐると、すぐに「足踏み石」祈願台座があり、説明が添えられている。
 お履き物を脱ぎ、ご本殿に向かい「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼していただき、その後お座りになって「足病平癒・健脚」等
ご祈願下さい・・・とある。
 菅原道真公が太宰府へ赴く途中、持病の脚気が悪化し、歩く事ができなくなった。

参道より本殿が見えます。裏側になります。

 村人の薦めで当社の薬の神「小彦名命」にお参りされ、平癒を祈願したところ、不思議に腫れも痛みも治まり、再び九州へ旅立たれた。
 以後、足の病に霊験のある「足の神様をお祀りする天神さん」として全国からの崇敬を集める事になった。※案内の要約

 京都・大阪はもとより、全国の数多の天神社や天満宮で、菅原公はお祀りされているが、この説明も大変分かり易い。また、伝承の多さにも感嘆するところである。

 神社の創起であるが、ご由緒によれば、帰化人の「秦氏」が允恭天皇に織部司に任じられ、当地を服部連の本拠とした際、秦氏の崇敬する少彦名命(医薬の神)を祀ったのが始まりとされる。
 服部の地名も 「秦氏」から転読されたものとも思われる。

「足踏み石」祈願台座

「足踏み石」祈願台座

拝殿 斜め後ろ

拝殿 前面に構造物(仮屋根)があり、前面が見えない

拝殿内部・幣殿

 拝殿・本殿の他、数々の社殿があり、その多くが鮮やかな丹塗りを施され、明るい境内を、さらにめでたくしている。

 その中でもひときわ目立つのが「豊中えびす社」である。西宮神社の御分霊を勧請して奉祀した、とあり、以来毎年一月十日と前後をあわせ三日間「服部えびす祭」を行っている。
 前回訪問した今宮戎神社の「十日戎」と同じく「えびす講」である。服部天神では、多くの講があり、その内のひとつ「豊中えびす講」が奉仕し、毎回大変な賑わいを見せる。
 福娘のオーディションもあり、大変な倍率らしい。外国人の方が選ばれてイギリスで報道されたとか・・・

 もうひとつチェックしておきたいお堂がある。「草履堂」がそれで、行基が平癒した方々が、御礼参りとして新しい草履を奉納するのだそうだ。その夥しさに、つい目を奪われてしまう。

豊中えびす社 拝殿

豊中えびす社 本殿

初酉稲荷社の鳥居

初酉稲荷社 内部

初酉稲荷社 十二支稲荷配祀 左側

初酉稲荷社 十二支稲荷配祀 右側

手水舎・入ってすぐ左に菅原道真公の像がある

菅原道真公

境内・中央が拝殿

祖霊社・招魂社

西側 正面の鳥居

草履堂 さすが足の神様 奉納された草履

西側 正面の参道

 最後に初酉稲荷社であるが、古くからある古社なのだそうだが、昭和52年に京都の伏見稲荷より勧請されて、十二支稲荷を配している。
 下鴨神社では参拝を逸したので、ここでは自分の干支に参拝もさせていただきました。
 さて、次は国道側の正面参道を経て、住吉神社へ向かいます。

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服部天神宮 大阪府豊中市服部元町1-2-17
住吉神社 大阪府豊中市服部南町2-3-31

国道176号線に面した参道入口


 

 

 

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