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おいなりさんときつね 狐は古くから日本人にとって神聖なものとされている。ご祭神の宇迦之御魂神の別名を御饌津神(みけつのかみ)と言うが、狐の古名は「けつ」で、そこから「みけつのかみ」に「三狐神」と当て字したのがはじまりと考えられている。時を経て、稲穂を思わせる黄金の尻尾などから、狐は稲荷神の使い、あるいは眷属になる。 また、狐にも色々あるが、お稲荷さんのきつねは白狐である。野山に居る狐(野狐)や黒狐ではなく、大神様同様に我々の目には見えない。そのため透明の白狐は「びゃっこさん」といって崇められている。 勿論「稲荷大神様」はきつねではない。巷間、狐がご神体や祭神のように誤解されるが、眷属であってもご祭神ではない。 |
千本鳥居 境内からの入口から始まり、稲荷山の奥深く、あらゆる道筋に数多の鳥居がひしめく。千本どころではない、1万本以上は優にある。尋常ではない。しかも、道の至る所に「塚」や「社・祠」があり、これも多すぎて数知れない。更に、その社や祠に大小様々な数多の鳥居が奉納してある。まるで稲荷山全体が巨大な神社団地の様相だ。 近年の海外からの観光客も大幅に増え、今や世界有数の観光地となった伏見稲荷。千本鳥居を一目見ようと、世界各地からあらゆる人種の方々が訪れる。今では日本人の方が少ない。 |
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境外社 伏見稲荷大社御旅所 京都府京都市南区西九条池ノ内町98 ご祭神 上命婦社 上之命婦 下命婦社 下之命婦 大神宮 天照大御神天照皇大神、豊受皇大神 |
お滝場巡りについてはTRIP177、下記のルート履歴でも夫々の詳細がご覧になれます。
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境外社 松明殿稲荷神社 京都府京都市下京区稲荷町七条大橋西詰南 ご祭神 大己唯命、伊弉諾尊、伊弉諾尊、猿田彦命、倉稲魂命 |
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境外社 摂社 田中神社 京都府京都市東山区本町20丁目 ご祭神 田中大神 |
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