天之御中主神

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日吉大社
【滋賀県・大津市】ひよしたいしゃ

参詣の会や個人で巡った神社を、社格や大小・地域を問わず記録しています。

日吉大社

日吉大社


所在地 滋賀県大津市坂本5-1-1
社格 式内社 近江國滋賀郡 日吉神社 名神大 旧官幣大社
御祭神 西本宮 大己貴神 東本宮 大山咋神
境内社 上七社(山王七社)
摂社 宇佐宮 (田心姫神) 牛尾神社 (大山咋神) 荒魂白山姫神社 (白山姫神) 樹下神社 (鴨玉依姫神) 三宮神社 (鴨玉依姫神荒魂) 更に中七社・下七社がある

その他 東本殿・西本殿は国宝、山王鳥居と紅葉が有名。全国に約3,800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社である。通称として山王権現とも呼ばれる。


トリップ 118-2 2017/5/18
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大富駒鈴神社流護因神社日吉大社日吉東照宮求法寺

  京阪電鉄坂本線の終着坂本駅で下車、駅からはさほど遠くない。初穂料は300円。一の鳥居から大宮橋(重文)を渡って、有名な山王鳥居があり、その先に神馬舎と神猿舎がある。看板には「日吉神馬」とある。神様がお乗りになる馬であり、神様への捧げものでもある。神猿は神様のお使い(詳しくは下記)だ。
 更にその先に西本宮がある。ここも結構広い境内だ。
本殿前にある「日吉山王大権現」絵馬が不気味に見える。権現さんはサルか?・・調べてみると、東本殿後ろに大物忌神社があるが、祭神は大山咋神のお父さんの大年神を祀っている。大年神は猿の顔で、山王曼荼羅にも大行事権現として描かれている。

 

神猿(まさる)
猿は古来“山神”とされた。日吉(山王)信仰では、おそらくその字のとおり太陽崇拝に関係しており、日の出とともに騒ぎ出す猿は日神の使者と考えられた。
 また、方除・厄除の大社を語る上で欠かせないのが、大社の神様のお使いである、「神猿(まさる)」さんです。比叡山には元々、猿が多く生息しておりましたが、魔除けの象徴として大切に扱われるようになりました。「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じるようにつけられた名前であり、非常に縁起がいいようである。
 日本には古来、猿は馬を守る守護者であるとする伝承があり、例えば「猿は馬の病気を防ぐ」として、大名屋敷などでは厩において猿を舞わせる習慣があったいう。
 境内では二匹の飼育の他、猿岩や楼門などで見受けられる。

 

東本宮。境内には樹下宮本殿や大物忌神社などの社殿がある。東本宮の側に、八王子山、通称牛尾山への登山口があり、階段下には、山頂の三宮宮・牛尾宮の遥拝所ある。
日吉大社の中心はもともと東本宮だ。
 古事記には、大山咋神は「近海淡海国の日枝山に坐す」と書かれている。
 神代の時代から、比叡山の地主神として祀られた神。 神体山が八王子山(牛尾山)。
 山頂には磐座と奥宮(牛尾神社)が鎮座している。山王信仰の所以でもある。
 西本宮の大己貴神(大国主命)は、大津京遷都の際に、大津京鎮護のため、大和三輪山(大神神社)から勧請したもの。山王信仰については「神道」のページで詳しく触れたい。


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高穴穂神社 滋賀県大津市穴太1丁目3-1
神社 滋賀県大津市穴太1丁目9
長澤神社 滋賀県大津市坂本2丁目13
石動神社 滋賀県大津市坂本3丁目8
杉生神社 滋賀県大津市坂本3丁目11
日吉御田神社 滋賀県大津市坂本6丁目27
大将軍神社 滋賀県大津市坂本6丁目1-19
市殿神社 滋賀県大津市坂本6丁目1
福成神社 滋賀県大津市坂本4丁目12
榊宮社 滋賀県大津市坂本4丁目9-57
滋賀院門跡 滋賀県大津市坂本4丁目6-1
大富駒鈴神社 滋賀県大津市坂本
流護因神社 滋賀県大津市坂本5丁目3-12
日吉大社 滋賀県大津市坂本5丁目1-1
日吉東照宮 滋賀県大津市坂本4丁目2-12
求法寺 滋賀県大津市坂本5丁目2-33




 

 

 

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